2016J2リーグ第27節 愛媛戦プレビューもどき | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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長谷部監督代行、ホーム・フクアリ初陣です!
“初勝利”を目指し、如何に戦うか。
今日も勝手にプレビューします!





2016J2リーグ第27節
ジェフユナイテッド千葉 VS 愛媛FC
フクダ電子アリーナ 8/7 18:00kickoff





前節 9位(暫定)
勝点 33
得点 36
失点 35
差 +1
完封 6



今季得点

町田 也真人①②③④⑤⑥⑦
エウトン①②③④⑤⑥
船山 貴之①②③④⑤
長澤 和輝①②③④
井出 遥也①②③
オナイウ 阿道①②③
吉田 眞紀人①②
富澤 清太郎①②
山本 真希①
近藤 直也①
阿部 翔平①
丹羽 竜平①



今季警告(累積警告)/退場

エウトン 警告④(①)
長澤 和輝 警告④(今節累積警告)
イ・ジュヨン 警告③
アランダ 警告②
井出 遥也 警告②
近藤 直也 警告②
山本 真希 警告②
船山 貴之 警告②
富澤 清太郎 警告②
町田 也真人 警告②
オナイウ 阿道 警告②
多々良 敦斗 警告①
若狭 大志 警告①
阿部 翔平 警告①
北爪 健吾 警告①
吉田 眞紀人 警告①
大久保 裕樹 警告①





長谷部監督代行の、フクアリ初陣です!



ジェフは現状、2連敗で3戦勝ち無し。
厳しい状況である事は、未だ変わりません。


なかなか結果が出なかった7月ですが。
J2リーグでの順位は、何故か9位を維持出来ました。
しかし、今節の結果によって。
順位は、大きく変わってくる。
そう予想される、リーグ戦の勝ち点状況です。


新監督(代行)の、ホーム初戦というだけでなく。
今後のリーグ戦を見据えても。
とても重要な試合になると、勝手に思っています。



奇しくも今節は。
“背番号10番”長澤が、累積警告で出場停止。
貴重なゴールと素晴らしいプレーで、ジェフを助けてきた阿道が。
リオ・オリンピック代表チームのサポートメンバーに急遽選出され。
水曜日から不在です。


フクアリで初めて指揮を取る長谷部さんが。
“関塚ジェフ”から、何を継続し何を変えていくのか。
前節以上にはっきりしてくる試合になると。
酔っ払い勝手に妄想しています。


今季はユナパに、練習もTMも見に行けてないし。
酔っ払いオヤジには、分からない事だらけですが。
今日も勝手にプレビューします!





ジェフの今の課題は。
何度も書いていますが。
“組織で戦えない”事と思います。



大雑把な方針をベースに。
足りない事を、選手個人のセンスと運動量で補ってきた。
山口智が退団し(京都へ移籍・昨季で引退)、山口慶が引退して以降。
つまり昨季から、特にこの傾向が強くなった。



今季は、選手ほぼ全取っ替えでシーズンスタート。
僅かな土台も無くなった中で。
“引いて構えて守る”事を始めた“関塚ジェフ”。


“手堅さ”を強く意識し。
失点を減らす事を目標の一つにしていたのに。
今季はここまで27試合戦って。
得点36失点35、無失点試合は6試合。


失点は、減るどころか増え。
得点も増えない。
失点を減らす為に、5バック(変則4バック)を導入も。
選手も、何をどうすればいいのか。
どうやって改善すればいいのか。
迷っている事が、素人目にも分かる。
そんな試合が、関塚さん退任前は見られました。



そして25節アウェー清水戦に負けた後。
関塚さんの退任と、長谷部コーチの監督代行への昇格が発表され。
前節、長谷部さんの初陣“アウェー・横浜戦”は。
1-2で逆転負け。


新しい取り組みは、素人にも分かりましたが。
まだまだチーム・選手は。
頭と身体が、完全に切り替わっていない。
それが、率直な印象でした。


たった4~5日の準備期間で。
チームがガラッと、よい方向に変わるとは思っていなかったので。
想定の範囲内ではありましたが。


厳しい言い方をすると。
ここまでジェフは、ベースが無くなってしまっていたのか。
横浜戦は、そうも感じた試合でした。



ここから、自分なりの考えを。
簡単に書きます。





組織で戦えない、大きな理由は。
選手それぞれが、プレーとその内容を選択する時に。
周りの選手との関係を、意識していない事が多々ある。
まったく考えていない事も、これまた多々ある。
正にこれと思います。


今季も何度かブログに書いてきましたが。
繰り返しになりますが、具体的な事を。
簡単に、今日も書きます。
監督代わった、大事なタイミングなので。



ディフェンス面で言うと。
相手がボールを持って、ジェフのゴールに向かってくる時。
対面する選手には。
選手とボールの動きを制限する(遅らせる)事。
ドリブルやパスのコースを制限する事。
その場でボールを奪い取る事。


超大雑把に簡単に言うと、こういう選択肢がありますが。
すべては、自分一人で完結する訳は無くて。
必ず、周りの選手との関係があった上での選択にする必要が。
footballだけではなく、集団球技では必要になると思います。
もちろん試合の状況(スコアや残り時間等)によっては。
ここから書く事と違う選択肢が正解になる事もありますが。
基本的な事を書きます。



周りの選手が、相手の速いカウンター等で遅れていたり。
スペースを空けている選手がいたりする場合は。
無理してボールを奪いにいくのではなく。
相手のプレーを制限し遅らせる、これが一番の選択肢になると思います。


周りの選手の態勢が整っていれば。
自分のプレーのフォロー・カバーの出来る態勢にあれば。
ボールを強引にでも奪いにいく事や。
ドリブルやパスのコースを制限する事が求められます。


周りの選手には。
ボールに対面している選手が、次のプレーを正しく選択出来る様に。
はっきりとした意思表示と、明確なポジショニングが求められます。
後ろもしくは周りから、声を掛け指示するって事です。


特に重要な事は。
相手のドリブルやパスのコースを制限する事を選択した時。
ボールに対面している選手と。
周りの選手が、同じ事を頭に描いていなければ。
相手に対して、まったくディフェンスにも脅威にもなりません。


サイドでボールを持たれているのならば。
タテ(サイドをそのまま攻める事)を切るのか。
中に入ってくる事を防ぐのか。
ピッチ中央でボールを持たれているならば。
ゴールに向かって真っ直ぐに仕掛けられるのを防ぐのが一番優先ですが。
真ん中と同時に、左右どちらのコースを切るのか。


その場で相手からボールを奪えない時は。
相手やボールを、周りの仲間が待ち受ける方向に進ませ。
そこでボールを奪う事が一番の目的ですし。
自分達が空けてしまっている、使われたくないスペースには入らせない事こそ。
最も重要です。
それは、ボールに対面する選手と周りの選手が。
同じ事を考えていなければ。
まったくディフェンスにはなりません。


ちょっと話は違うのですが。
最近流行りの“スライド”なんてのも。
ボールと相手選手のポジションに対して。
如何にスペースを埋め、相手に自由を与えないかって事ですから。
選手同士声を掛け合い、意図を共有して守るって意味では。
要求されている事は、同じ様なもんだと思います。



山口智が、大声で指示を出し要求し。
山口慶が、勇人や幸野志有人(現在FC東京から山口にレンタル中)と共に。
走力とポジショニングのセンスを活かし。
スペースを上手く管理し。
わざとスペースを空けて、そこに入ってきたボールを奪ったりと。
なんとかやっていた2014シーズンまでは。
ここまで書いてきた事を、全員が強く意識出来ていたと思うのですが。


昨季、梅雨入り前までの。
新聞に、“本物の強さ”なんて書かれていた時期を過ぎて。
暑さと蓄積する疲労から、チーム全体が走れなくなった時期から。
こういう意識が、あまり見られなくなりました。


本来ならば、走れない時こそ重要な意識だと思うのですが。
勇人が怪我で離脱し、金井がポジションを失い。
パウリーニョ(今季ジェフから湘南→松本にレンタル中)がピッチで孤立する様になり。
チームでの連動したプレス・ディフェンスが見られなくなり。
徐々に、個人頼みのfootballに変わっていってしまいました。



今季に関しては。
ここまで書いてきた事が。
チーム内でバラバラだった。


最低限の約束事や、チームで意図を共有する意識付けもないから。
選手がそれぞれ思う様にプレーしてきてしまった。


シーズン序盤は、本物の才能を持つ“新加入のパラグアイ代表”アランダのプレー。
その後は、也真人の走力とセンス。
これのお陰で、なんとか遣り繰り出来ていましたが。
真希を皮切りに、アランダ含む“本職がボランチ”の4人が。
順番に怪我で欠場してしまった事で。
“ディフェンスの欠点”が、完全に露呈してしまいました。


今季の関塚さんの選択は。
“チームで連携して守る”ディフェンスを構築するのではなく。
“人数掛けてスペースを埋める”事でした。


ただ引いて、ただスペース埋めてる(つもり)だけで。
選手間の連携が、一部を除いてほぼ無い。
それぞれが、自分の担当するエリアを守っているだけだから。
ポジションを移す相手アタッカーを、誰が見る(マークする)のか。
これが曖昧で、相手アタッカーとボールが動くと。
全員一斉に右往左往。
自陣ゴール前に、ジェフの選手が8人もいるのに。
たった2人の相手アタッカーに、フリーでクロスからゴール決められるとか。
ファミコンのサッカーゲームみたいな試合も多かった。
5バック(変則4バック)にしてからは。
これが本当にひどいレベルまで進化(退化)してしまっていた。


関塚さんは、“10番”長澤をボランチとして重用し。
ここまで戦ってきましたが。
本来攻撃的なポジションの選手が。
なかなか攻撃面で、よいプレーが出来ない中で。
ディフェンス面で、多くの役割を背負い。
周りのすべてをフォロー・カバーする事は。
荷が重かったなと感じています。



連動して守れない、今季ここまでのジェフ。
選手に対して。
育成年代から含めて、何を学んできたんだとか。
ディフェンスを知らな過ぎる、みたいな意見を。
識者の方や他サポの方からいただいている様ですが。


明確な指針も無く。
ある程度の自由を与えられ、ある程度自由にプレーし。
結果が出なかった時に、その解決方法を与えられず。
何をすればいいのかと、懸命にもがいていた選手達は。
“守り方”を知らないのではなく。
見失ってしまっていたのだと思います。



山口智や山口慶は、もうチームにいない。
今季ディフェンスリーダーとして期待されている近藤は。
怪我でしばらくピッチに立てていない。
ボランチは、順番に怪我して欠場。


運も無かったとは思います。
ただ、個人頼みのディフェンスしか出来なかった関塚さんの。
“負の遺産”だと思いますし。
長谷部さんは、私の正直な感想は。
かなりのマイナスからのスタートと思っています。




どっかで見たんですが。
長谷部さんは、“ボールを奪ってこそディフェンス”みたいな事を。
コメントしていました。


ただ引いて、無策にスペース埋めて。
ただ待ち構えるだけのディフェンス。
ここを、一番に変えようと思っているんだと。
酔っ払い、勝手に理解しています。


厳しい場面では引いて守り、耐える事を考え。
出来る時は、前に積極的に出て。
ボールを奪い、タテ速い攻撃につなげる。
今多分世間で流行っているんだと思う“4-4-2”を。
長谷部さんはやりたいんだと思います。


ただ人数掛けて、引いて固まるだけの。
“なんとなくゾーン”から。
状況を見て、臨機応変に対応する積極的なゾーンディフェンス。
これに転換したいのかなと。
横浜戦では感じました。



ただ、冒頭にも書きましたが。
選手は、まだまだ頭も身体も。
“なんとなくゾーン”のままでした。


関塚さんがどうのこうのではなく。
選手としては。
迷いながらも、半年間プレーした記憶は。
なかなか頭からも身体からも離れないと思います。


それを劇的に変えるならば。
選手を変える事が、一番簡単で早いのですが。
ジェフはここまで。
特にディフェンスの意識が高くセンスもある中盤よりも前の選手を。
なかなか育ててこれなかったし。
実際に試合では使ってこなかった。
目先の結果を追ってきた結果。
例えば佐藤祥(現水戸)の様な才能を。
チームの中で活かし切れなかった。


大幅に選手を変えなかった長谷部さん。
じっくりこの課題に対処していこうとしているんだと。
酔っ払いは考えています。


ただ、本当にそう考えているのならば。
今季レンタルで加入している選手を。
来季、買い取りやレンタル延長する当てが無いのならば。
チームの中心にしてほしくないです。


“目先の結果”を最重要視するのならば。
その日の“ベストメンバー”を組むべきですが。
昇格への道が、かなり険しくなり。
それで監督を代えた今。
半年したらいなくなる選手が中心のチームを作っても。
ジェフには、大してメリットが無いと考えます。


今節は、“背番号10番”の長澤が。
累積警告で、出場停止です。


長澤の事を、正直に言えば。
関塚さんは、活かし切れていなかった。
能力が高く、ある程度なんでも出来るからと。
なんとなく頼ってしまっていた。
浦和から買い取る事が出来ないのならば。
長澤を常にピッチ中央に置いてきた戦い方は。
なんとなく長澤に頼ってきた戦い方は。
改めるべきと思う。


阿道がオリンピック代表のバックアップメンバーに急遽選ばれ。
FWの人選にも、影響があると思う。


監督を代えたけれど。
昇格がかなり厳しい状況になってから。
関塚さんの肩を叩いたのだから。
長谷部さんには、クラブとしてもちろん結果を求めざるを得ないんだろうけれど。
“強化”とか“今後への継続”といった事も含め。
クラブには、長谷部さんに求めていってほしいです。





ここから、攻撃面の話を書くつもりだったのですが。
もう疲れて、眠くなってきてしまいました。
時間が足りないので、今日は割愛します。
次の機会に、攻撃面の話を書きます。


まあ、基本的にはディフェンスの話と一緒で。
如何に周りの選手と意図を共有し。
プレーするかって話なんですけれどね。




今季のジェフは。
確かに、船山がなかなかゴールを量産出来ていませんが。
放っておいても、勝手にゴール決めてくる事が出来る。
才能ある、攻撃的なアタッカーが多いと思います。


それをここまで、攻撃面で活かしてこれなかったし。
はっきり言えば、ディフェンス出来ない選手も多かった。
それなのに、“失点減らす”なんて言ってた。


ただ、ここまで書いたディフェンスの話と同じで。
まだまだ悪い癖が残っていますが。
これを払拭出来れば。
ジェフは、かなり強くなると思う。
試合中に、子供をトイレに連れていく暇が無いくらい。
ゴールに迫れる様になれると。
酔っ払い感じています。



ただ、それには時間が必要です。
長谷部さんの方針が、例え100%正しかったとしても。
ピッチに立つ選手達が。
いきなり変わったりはしないし。
残り試合全部勝ったり、なんて事はおそらく無い。
サポは当然毎試合、勝利を求めますが。
それが達成出来なかったからと言って。
クラブを攻撃してはいけないと思う。
今は、結果を求めクラブを攻撃する時ではないと思います。




今のジェフに対して。
色々な意見や考え方があると思います。


私は、シーズン中に監督の首を代える事には反対していましたが。
そもそも、シーズンスタートの時点で関塚体制の継続を否定していました。


それでも、クラブが決めた事ですから。
私は関塚ジェフを、一生懸命応援してきました。
関塚解任派にも、色々抵抗してきましたが。
クラブがあっさり、関塚さんを退任させました。


私は、正直に言って。
梯子外されて、屋根から地面に降りれなくなったと感じましたし。
私だけでなく。
今のジェフの現状に。
モキモキした、スッキリしない感情や印象を持ってる人多いと思います。


ただ、我々サポーターは。
クラブを選手を、常に応援し。
背中を押す事しか出来ないのが。
実際の所だと思います。



ひどい言い方すれば。
関塚さんが消火出来ずに放置した。
焼け野原のジェフを。
監督経験の無い、長谷部さんに任せるのですから。
我々サポは、つまらない事言わずに。
共に戦い、一戦一戦勝利を目指したい。


本当に課題を抱えているのは。
株主様だと、私は思っています。
ただ我々が、株主様と同じ様に。
“なんでもいいから勝って昇格しろよ!”ってなってしまったら。
ジェフは、いよいよつまらないクラブになってしまうと思っています。



ちょっと疲れて、ペロンペロンになってきたので。
もう終わりにします。


footballの本当の楽しさや魅力は。
目先の結果ではないと思います。
身近にfootball clubがあって。
スタジアムがあって。
常にボールが身近に転がっている事。


そして、footballが元になって。
千葉が、地域が盛り上がる事。
この幸せを、私は100%享受したいし。
こういう生活を、子供に与えたい。



ちょっとペロンペロンなので。
終わりにします。
妄想フォーメーションは。
今日はまったく分からないので。
止めておきます!





※8/11アウェー北Q州戦と8/14アウェー熊本戦。
 家族で旅行中なので、ブログは夏休みをいただきます!





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。



ホームページ作りました。

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