2018J2リーグ第17節 山口戦観戦記(フクアリ) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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結果は心の底から悔しいものでしたが。
最高に楽しい試合だったなとも思います。
今日も勝手に振り返ります!





2018J2リーグ第17節
フクダ電子アリーナ 6/2 17:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 2 ー 2 レノファ山口FC
         (前半 2 ー 1)
         (後半 0 ー 1)





スタメン・選手交代

GK ロドリゲス
DF 高木 利弥
DF 増嶋 竜也
DF 近藤 直也
DF 茶島 雄介(77分 → ゲリア)
MF 熊谷 アンドリュー
MF 矢田 旭
MF 山本 真希(66分 → ホルヘ・サリーナス)
MF 船山 貴之
FW 指宿 洋史
FW ラリベイ(69分 → 鳥海 晃司)



ベンチメンバー

GK 佐藤 優也
DF ゲリア(77分 ← 茶島 雄介)
DF 鳥海 晃司(69分 ← ラリベイ)
MF 佐藤 勇人
MF 為田 大貴
MF ホルヘ・サリーナス(66分 ← 山本 真希)
FW 清武 功暉



得点

16分 指宿 洋史②
32分 オナイウ 阿道
38分 指宿 洋史③
90+4分 前 貴之



警告/退場

76分 ロドリゲス 警告②



スタメン・フォーメーション




スタッツ

シュート:13-22
GK:13-8
CK:6-7
直接FK:12-15
間接FK:2-4
オフサイド:2-4
PK:0-0



第17節終了時点
J2リーグ 12位
勝ち点 22
得点 29
失点 31
得失点差 -2
完封試合 4



勝ち①②③④⑤⑥
分け①②③④
負け①②③④⑤⑥⑦



今季得点

船山 貴之⑦
ラリベイ④
清武 功暉③
指宿 洋史③
茶島 雄介②
エベルト②
高木 利弥①
山本 真希①
熊谷 アンドリュー①
町田 也真人①
近藤 直也①
小島 秀仁①
増嶋 竜也①
ホルヘ・サリーナス①



今季警告(累積警告)/退場

増嶋 竜也 警告②/退場①
溝渕 雄志 退場①
鳥海 晃司 警告③
船山 貴之 警告②
小島 秀仁 警告②
サリーナス 警告②
清武 功暉 警告②
ロドリゲス 警告②
茶島 雄介 警告①
岡野 洵 警告①
ラリベイ 警告①
近藤 直也 警告①
エベルト 警告①
町田 也真人 警告①





後半アディショナルタイムに失点して引き分け。
結果は、本当に悔しいですが。
お互いに前への意識が強いクラブ同士の戦いは。
試合としては、純粋に楽しくて面白かったと思います。



お互いに“ハイプレス・ハイライン”のクラブ同士の戦い。
お互いに、相手の“ハイプレス”を掻い潜る技術と連携と戦術があり。
見応えのある試合でした。


真っ正面から組み合う、スリリングな試合展開。
J2リーグでこんな試合が見れるなんて、と思う試合でした。


ジェフとしては、選手の疲労や負傷交代といった。
不運な面もありましたが。
お互いに、もう少し賢く戦えれば。
お互いに、結果は違っただろうなとも思います。




ジェフは、指宿が2ゴール。
ラリベイとの“2トップシステム”が本稼働してきた感がありますし。
中盤ダイヤモンドの“4-4-2”も、過去2試合からの修正も見えた。
矢田はこの試合でもスーパーな出来でしたし。
ロドリゲスはこの試合でも“神”レベルのプレーを披露してくれました。


ここ最近のブログ記事で書いてきましたが。
エスナイデルジェフとしては、“より多くのゴールチャンス”の優先度が高いと思いますが。
ディフェンス面での修正も見えてきた試合でした。




結果は、心の底から悔しいですし。
試合当日は、ブログ書く気持ちが全く湧かないくらいでしたが。
落ち着いてみれば、チームの“前進”を感じる試合だったと思います。


こんな試合してるからジェフはいつまでもJ2なんだ。
こんな見方を多数目にしましたが。
私は、そんな悲観的な見方はしていません。
むしろ前向きな要素の多い試合だったと感じています。



今日も根拠も明確な理由も無く。
勝手に前向きに試合を振り返ります!





まずは今日もメンバーから。



ジェフは前節熊本戦と、まったく同じメンバーでした。
ベンチの7人も含めて、試合に挑む18人全員前節と同じでした。
今季初めてでしょうか。


システム・フォーメーションも前節と同じ“4-4-2”。
中盤4枚が“ダイヤモンド”型で2トップ。



対する山口は“4-3-3”。
元ジェフの藤嶋選手・鳥養選手・阿道選手が先発。
佐藤健太郎選手がベンチ。
福元選手と壱晟はベンチ入りなし。
壱晟はジェフからの期限付き移籍中なので、契約でジェフ戦は出場出来ませんでした。





お互いに攻撃的姿勢が特徴のチーム同士。
守るよりも攻める、そういう姿勢のはっきりした。
楽しくて面白い試合だったと思います。




プレビューでエスナイデルジェフの“中盤ダイヤモンドの4-4-2”のメリットデメリットを簡単に書きましたが。
いくつか修正してきました。


2トップがサイドに開く事と、両SHが中に絞り気味のポジションを取る事。
“アンカー”熊谷が、CB間に降りるだけではなく。
積極的に前に出て中盤のスペースを埋めていた事。
熊谷だけでなく、両CBも積極的に前にボールを奪いにチェックに出た事。
中盤でボールを動かす時に、後方へのバックパスを。
隣の選手ではなく一人飛ばした選手に当て、そこから即座に長いボールでサイドを変えていた事。


私が気付いたのはこんなところです。
中盤から前でも、一人飛ばしたパスを多用した印象ですね。
ジェフはここまでの試合よりも。
パスを出すタイミングとパス自体のスピードを上げてきた印象です。
攻撃の“スイッチ”をどこで入れるか、という事を意識したのかなと。



この“変化”が結実したのが16分。
GKロドリゲスを起点に後方で左右にボールを散らしていたジェフ。
山口のディフェンスラインが前に出てタイミングで。
増嶋がジェフ陣内後方左サイドから、前に飛び出した右SB茶島にロングパス。
指宿がディフェンダーを引き連れて右サイドに寄ってきた所で、茶島は後ろの真希へパス。
真希はペナルティエリア正面のラリベイとパス交換し、左サイドの矢田へパス。
矢田からサイドを上がってきた左SB高木へタテパス。
高木はダイレクトでゴール前にクロスボール。
これに指宿が頭で合わせて先制ゴール。


後方から一人飛ばしでパスをつないで。
左右に選手もボールも動いて山口のディフェンスラインを揺さぶって。
出来た隙を突いた、素晴らしいゴールでした。


ポイントは、“トップ下”船山が低いポジションにいて。
相手のアンカーやインサイドハーフの対応が遅れた事。
山口のディフェンスラインが整う前に揺さぶれた事が大きかったですね。



対する山口。
サイドで細かくボールを動かし、ゴール前に斜めのパスを入れてくる形が見られました。
そこに阿道選手やWGやインサイドハーフの選手が飛び出してくる。
“ハイライン”のジェフとしては、守りにくい形だったと思います。


山口もサイドからの崩しを重視していたと思います。
WGやインサイドハーフだけでなくSBも積極的に仕掛けてきました。


山口の同点ゴールは32分。
ロドリゲスのミススローから失ったボールを、山口はゴール正面の阿道選手へ。
そこからジェフペナルティエリア左にタテパスを2本。
WG小野瀬選手がゴールライン際からゴール前に低いクロス。
これを阿道選手が直接ゴールに蹴り込んでゴール。


阿道選手からインサイドハーフ池上選手、WG小野瀬選手へパスが渡る流れで。
ジェフは左サイドに選手が集中。
CB増嶋・SB高木・アンカー熊谷・SH矢田が左サイドに集まってしまい。
真希と船山は少し距離があり、CB近藤は逆サイドの山下選手を見ていたので。
パスを出した後の阿道選手が、ゴール前でまったくのフリーになってしまいました。


試合を通じてスーパーなプレーでゴールを守ったロドリゲスのミスを。
チームでカバー出来ませんでした。


ジェフとしては、ちょっと勿体無い失点だったと思います。



しかし38分、指宿のゴールでジェフが再びリード。
失点からミスが増えて、山口に押し込まれる時間がありましたが。
ラリベイのポストプレーから指宿が左サイドにタテパス。
これを受けた矢田が左足でゴール前へクロス。
ゴール前に動き直した指宿のヘディングシュートは、一度はGK藤嶋選手に弾かれますが。
そのボールに足を出した指宿のシュートが決まって2-1に。


苦しい時間を耐えて。
2トップの二人でチャンスメイク。
ラリベイのポストと、ボールをキープし散らす指宿。
ラリベイと指宿の連携が向上してきた事で、こういう一発の“展開”を狙う事が出来る。
エスナイデルジェフの、大きな“変化”というか“進化”だと思います。



前半はこのまま2-1で終了。
ジェフとしては、失点前後の流れの悪さは課題ですが。
やりたい事は出来た前半だったと思います。




お互いに前半と同じメンバーで後半へ。



追い付く為に前への圧力を強める山口に対して。
ジェフは徐々に構えてカウンターを狙う展開に。


一つは、疲れからかラリベイが山口CBの坪井選手に抑えられる様になり。
前線で時間を作れなくなった事。
これによって攻守の入れ替わりが激しくなり。
ジェフの選手は、前半よりもかなり運動量が増え。
時間を追う毎に、少しづつ足が止まりだします。



54分には、素早い攻守の切り替えから。
サイドの真希から、ディフェンスラインの裏に走った指宿へタテパス。
指宿はゴールライン際まで仕掛け、GKを引き出してゴール正面のラリベイへパス。
フリーだったラリベイですが、シュートが弱く山口ディフェンダーに弾かれてしまいます。


58分には、ジェフディフェンスラインの裏に走り込んだ小野瀬選手がロドリゲスと1対1に。
ギリギリまで我慢したロドリゲスのスーパーなプレーでゴールを阻止。


お互いにガードの緩い打ち合いの様な展開に。



ジェフは66分、真希に代えてサリーナス。
サリーナスはそのまま右SHに。
69分、ラリベイに代えて鳥海。
この交代で、ジェフは3バックの“3-5-2”へ。
中盤をアンカー+2インサイドハーフと両WB、前線は2トップ。
鳥海が右CBに、両SBがそのままWBへ。
アンカー熊谷と、インサイドハーフは矢田とサリーナス。
船山が1列上がって指宿と2トップへ。


ジェフはこの交代とシステムチェンジで。
完全に構えてカウンター狙いへ。


山口は後半途中から2トップの“4-4-2”へ。
サイドからクロスボールを強引にでも狙ってきます。



77分、ジェフにアクシデント。
茶島が足を痛め、ゲリアと交代。
結果的には、茶島の負傷交代がジェフには大きかった。


エスナイデルさんとしては。
最後の1枚の交代枠は、個で仕掛けられる為田か功暉を考えていたと思いますが。
茶島の負傷で、サイドで守れるゲリアをピッチに。


ゲリアは、とても難しい状況でピッチに立ったと思います。
WBとして、守りの専念するのか前にも出るのか。
前にポジションするのが、個で仕掛けるサリーナスだった事もあり。
フォローに出るのか後ろで構えるのか、判断の難しい局面が多かった。


54分の決定機を決めているか、茶島の負傷がなければ。
結果は違っていたかもしれません。
が、後からそれを言ってもしょうがないですね。



80分、ジェフはセットプレーから鳥海。
その流れから増嶋が決定的なシュートを打ちますが。
ディフェンダーとGKに防がれゴールを奪えず。
このチャンスを活かせなかったのも、痛手でした。


山口は前線の枚数を増やして、サイドからクロスをボンボン入れてきました。
そしてアディショナルタイム4分に、前選手にクロスに合わせられ失点。
悔しいドローゲームになってしまいました。


その前の87分に船山がオフサイド取られたプレー。
真横で見ていましたが、あれはオンサイドだった様な。





結果はとても悔しいものでしたが。
ジェフとしては、やりたい事は出来た試合だったと思います。


3点目を奪えていれば。
ジェフが勝てた試合だったと思います。
確実にゴールを奪う事と、試合の展開・局面に応じたプレー。
これが課題でしたかね。




試合当日は、まったくブログなんか書く気になりませんでしたが。
DAZNで試合見直して、二日遅れで更新しました。
細かい事は、次の山形戦のプレビューに書きます。
今週は、多分金曜深夜の更新になると思います。


それと水曜日の天皇杯ラインメール青森FC戦は。
フクアリに参戦しますが、ブログはお休みします。
まったく書く時間がないので。



簡単ですが、今夜はこれでお仕舞いにします。





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。



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今日の一言「悔しい結果だけれど、チームの進化や前進を感じる試合でした!」