今後の新機種考察について | ミズーノの戯言

ミズーノの戯言

パチ・スロ業界の表と裏を中途半端に行き来する最底辺による
業界観察ブログ&ボヤき

皆様こんにちわ。
戯言のお時間です。


先日、静岡市内でセレクトショップを経営する
62歳のオーナーから、突然電話がありました。
これは面倒な連絡だと思い無視したところ
続いて、ライン通話での着信が来る始末。


絶対面倒な案件じゃねぇか!!


とは思いつつも、実はこのセレクトショップ
自分にファッションのいろはを教えてくれた
とても思い入れのあるお店であります。
現在も1年に1回くらいは足を運んでおり
良好な関係を続けていたという感じでしたが
直接電話が来るというのは相当に久しぶり。
営業のラインは度々飛んできていたのですが
仕事以外でラインを使いたくないという理由で
1年くらい未読状態でスルーしていた自分。


覚悟を決めて電話に出てみたところ…


まぁ、予想通りだったというか
コロナ禍以降、洋服関連の買い物自体が
ネットショッピングに移行しつつあり
経営が苦しいから助けて欲しい的な
自分に協力を仰ぐ連絡でありました。
服飾系のセレクトショップでありますが
長年の顧客を重視した営業スタイルのため
いわゆる宣伝広告というものを行ったり等
広報活動を怠り続けてきてしまった結果…


37年という歴史のあるショップながら
未だにホームページさえ用意していない
時代の流れに乗り遅れた店舗であります。

恐らく、インボイス関連の件もあり
余計に危機感を感じてるのではないかと。


が・・・


取り扱い商品は何時見てもセンスが良く
食指をそそられるような品揃えばかり。
恐らく、何かのきっかけさえあれば
一瞬で人気店になるお店ではあるのですが
そういう人気の出方を望んでいない顧客等
隠れ家的な部分を評価している人もおり
宣伝広告が難しい特殊なパターンかも。


普通に考えたらホームページ制作等
今出来ることから始めるべきなのですが
服飾系セレクトショップという時点で
ある程度のセンスが要求されるわけです。
自分を含め、自称デザイナーは数多くおり
各々のセンスをウリにしているわけですが
正直、90%くらいの人間はセンスが微妙。

 

人に指示されたモノを作り上げる能力と

0からデザインを立ち上げる能力は全く別で

後者の方が制作難易度は圧倒的に上。

セレクトショップというジャンルであれば

自分自身がその道に詳しく無ければならず

とにかくセンスが要求されるわけです。
実際、業者にHP制作を依頼したものの
出来上がって来た仕上がりに不満を感じ
表に出せず頓挫する経営者も存在。


当然、出来上がったHPがイメージと違っても
発生対価は支払う必要があるということで
結果的に泣き寝入りするケースもあるため
金銭だけを失う場合もあったりするわけです。


とはいいつつも、現時点で金が無いらしく
新しいことをしたくても動けない状態。
八方塞がりというやつですね、はい。


正直、金銭的なメリットはほとんど無く
自分は全く得をしない仕事でありますが
まぁ、ちょっとだけ面白そうというか
恩返しのつもりで仕事を受けることに。
経験したことのない業種ということもあり
楽しいっちゃ楽しいんですけどね。


嬉しいことに、最近は自分のキャパシティを
オーバーした仕事量になりつつあるというか
常に頭の思考回路をフル稼働させている感じ。

寝ている間も仕事のことばかり考えてしまい
ゆっくり休めないというか、何というか。
恐らく、経営者には向いてない気がしますね。


まぁ、そんなことはともかく


最近、スマスロのメーカー公表値というものが
実際の数値と乖離した結果になるケースが増え
ホール関係者の頭を悩ませている様子。


実際、スマスロ登場以降の特徴でありますが
メーカー発表114.9%という設計が増えた半面
実践数値では110%前後に落ち着くことが多く
微妙な違和感を感じるという人は多いはず。


これ、どう考えても詐称してるよね…?


自分もそう感じていた1人であるというか
有利区間無制限という強みがあるとしても
何故スマスロばかりが優遇されているのか
どうにも疑問だったわけです。


敢えてどの機械とは言いませんが
メーカーの数値詐称が酷いみたいですね。


まぁ、これに関しては今更であるというか
誰が見ても大嘘の解析を貫き通した機械は
過去にも数多く存在しており


例えば5号機の「ハーデス」が良い例。


天井到達でループストック50%以上とか
誰でも気付く大嘘を全く訂正することなく
最後まで貫き通したようなケース然り
遊技者を馬鹿にしているのがパチスロ業界。



メーカーによって差がありますが
平オリや山佐のように嘘が少ないメーカーと
ユニバやサンキョーのように平然と嘘を吐き
プレイヤーを騙すようなメーカーも存在。


あまり大きな声では言えませんが
スマスロの数値詐称には驚かされるというか
実践値との乖離が胡散臭すぎる印象。
5.5号機以降、ROM解析が困難になったことで
メーカーの発表数値を信じるしかなくなり
疑いつつも納得してきたわけですが…


ちょっとプレイヤーをナメ過ぎというか
ホールさえも欺くような販売方法然り
メーカーの方針に疑問を感じるケースが
目に余り始めているような気がしますね。


ホールデータがネット公開され始めた現在
統計データからおおよその数値が算出可能。
公表値とは明らかにかけ離れた数値を見て
全く何も感じない人もいるのでしょうが…


騙せた気になっているのはメーカーだけで
色々なプレイヤーが気付いていそうな予感。

 


気付いてないのは低貸しフロアに居座る
年配遊技者くらいというのが個人的な印象。
特に高設定域の公表値はそれらが顕著で
どうせ使われないから平気だろ的な
メーカーの甘えを感じることが多いですね。


実際、機械割算出条件は非公表ばかりで
どのような条件で算出されたのかというのは
プレイヤーに知る由もないという現実。


例えば、最近スマスロ遊技機にありがちな
飲み込み枚数+差枚2400まで継続的な
ジャックポット的な出玉放出システム。
この辺りの出玉トリガーが、機械割算出に
どの程度考慮されているのか等は一切不明。


極論ではありますが…


例えば設定6機械割114.9という公表数値に
天井1G前から機械割測定開始というような
特殊すぎる条件が含まれていたとしても
それを公表する義務などメーカーには無く
好き勝手発表出来るというのが現実であり
実際、そういう算出をしていたとしても
「やっぱりな」というのがパチスロ業界。
自分の穿った見方に疑問を感じながらも
前科があり過ぎて何とも言えないですね。


最近はメーカーのホールシェア争いにより
以前以上に機歴&抱き合わせが増加中。
機歴という「お得意様営業」に関しては
販売する側の言い分も若干理解出来ますが
機械の数値に嘘を付いて販売するのは
ただの詐欺だと思うんですよね、マジで。


ということで今回のテーマ
テーマは「今後の新機種考察について」



年末に向け、登場予定の新機種が発表。
サミーからクラシック路線の最新作として
6.5号機「ファイヤードリフト」が登場。


オリジナルの版権シリーズということで
5号機時代から噂だけはあったものの
何故か続編が登場しなかったわけですが
いよいよクラシック路線で復活。


どうやら今作もハードボイルド同様に
オリジナルの演出を忠実に再現しており
ボーナスは疑似ボーナスとなりますが
ゲーム性もそれなりに再現している様子。
もちろんストック機能は再現不能なので
疑似ボーナスとなるわけですが…


AT純増6枚の疑似ボーナスにしたことで
4号機版と比較しても遜色無いレベルの
純増速度を獲得していることになるため
恐らく、5号機でリメイクする以上に
オリジナルらしい挙動となっているはず。


どうやら有利区間に関する処理関係も
シームレスな設計になっているらしく
気にせずに遊技出来るみたいですね。



初代ファイドリでは、BRの振り分けに

ストレスを感じることが多かったですが

その辺りがどうなのか気になるところ。


一応、ハードボイルドとは異なり
REG当選からでも現実的なチャンスが存在。
正直、ハドボのREGが酷過ぎたことで
機械評価まで下げてしまった印象ですが
今作はその辺りのバランス調整に関しても
多少は期待できるのではないかと。


続いて、フィールズ系列から登場予定の
スマスロ「リングにかけろ」


どうやら初代リンかけのゲーム性を
スマスロ仕様で再構築しているらしく
疑似ボーナスと現状維持ATをループさせて
出玉を増やしていく仕様なんだとか。


細かい仕様は全く知りませんが…


噂では設定6の機械割が115%を超え
120%近いと囁かれているわけですが
現時点では非公表となっている状態。



登場前に設定6の機械割が非公表とか
どこかのポセイドンじゃねぇかと思いつつ
これが仮に本当だったとしたら、何らかの
裏技を使用している可能性も存在。


反面、蓋を開けてみたところ

実は115%未満だったというような

ポセイドンマーケティングも考えられるため

油断してはいけないのがパチスロ業界。

どうやら相当な台数を販売予定らしいですが
フィールズが気合を入れているパチスロは
どうにも微妙な印象を受けることが多く
若干の不安要素を感じるのも事実ですね。


ちなみに…


リール構成や液晶演出全般を含め
初代に寄せた設計になっているとのことで
懐かしい要素がチラホラあるらしいですが
当然サミー系列ではなくフィールズ系列。


まぁ、過去の機械とはいえメーカーを
又にかけた初代再現というのは倫理的に
どうなのかなと考えさせられることも多く
メーカー的にはどうなのかと思いますね。


そんな感じで疑問を感じていたところ
ディライトから登場予定のラインナップに
 

スマスロ「ひぐらしのなく頃に」を発見。
 

どんな機械なのかと目を通して見たところ
オーイズミのひぐらしと似たスペック。
というか、良く似ているどころではなく
ほとんど一緒というか、そのまんま。


技術介入要素で機械割が大きく変動し

設定6に関してはフル攻略時は114.9%と

とても胡散臭い数字が掲げられております。
 

 

ディライトが114.9%とか

個人的には「嘘だ!」としか思えませんが

前述した通り、メーカー公表値だけを見て

ホールは機械を選ぶ必要があるわけです。

 

 

まぁ、ジーグ筐体を使用していることで

筐体性能に関してはオーイズミ以上というか

実績が伴っているのは事実でありますが

そういう問題じゃねぇだろというか…ねぇ?



ジパングのつぶやきを見た感じでは
どうやら元オーイズミのスタッフとやらが
ディライトに移籍したとか何とかにより
同スペックで仕上げたということですが…


それってどうなの!?


ひぐらしの版権は、ゲーム版とアニメ版で
版権が別管理されているということですが
いくら同版権が目障りだからといっても
やり方があまりにもセコい&ダサい気が。


ある意味、「ひぐらし祭り」シリーズは

10年来のオーイズミ主力製品であり
アイデンティティーともいえる作品。
それを同版権で丸パクリするというのは
オーイズミ的にも穏やかではないはず。
版権が譲渡されたというのならともかく

並行して展開しているわけですからね。


例えば、エンタラの鬼武者にロデオ時代の
BGMやSE等が使われていることに関しては
利害関係という部分も見え隠れしますが
場合によってはオーイズミがスマスロ版の
ひぐらしを現在開発中でも不思議ではなく
元オーイズミスタッフによる個人的な
復讐なのではないかと疑う程に不可解。


場合によっては了承を取っている可能性も
あるにはあるのかもしれませんが…


むしろディライトよりも。その上に居座る
某販社の思惑が含まれていそうな予感。
まぁ、パチスロ業界は何処もこんな感じで
スロ業界という湾の中をスタッフが回遊し
色々なメーカーを渡り歩いているわけですが
ここまで露骨なモデルケースは久しぶり。


沖ドキの模倣品がホールに溢れているように
面を変えたコピー機は業界の定番ですが
ここまで類似品というケースは前例が無く
どうなのかなぁと思っちゃいますね。
類似品がオリジナル以上の結果を残すという

ケースはパチスロ業界では比較的レアであり

過去に登場したジャグラーの模倣品を含め

散々たる結果になっている印象ですが

果たして「Lひぐらし」はどうなるのやら。



まぁ、色々と思うところはありますが

進化を続けているスマスロラインナップ。

 

 

直近で「転スラ」が登場予定ということで

レア役変動システムを含め、リノシステムが

新しい風を起こすことに期待をしており

設定に次ぐ新たな立ち回り要素として

レア役の状態変動には注目している自分。


くすぶっていた時間が長い山佐ですが
キン肉マンから流れが変わり始めており

大きな躍進に期待したいところであります。


ということで今回の戯言は終了。

次回の戯言でお会いしましょう。