「お~い、ジュンス~…はぁ、どこ行ったんだよ、アイツ」
ユノは、周りより頭一つ出る長身で辺りを見渡し、ジュンスを探した。
すると…
「兄さ~~ん」
どこからかユノを呼ぶ声が…
声のする方をよく見ると
「あっいた」
「お~い、兄さ~ん
こっちこっち」
ジュンスはタコ焼きの屋台の前で大きく手を振っていた。
ユノは、人を掻き分け、ようやくたどり着いた。
「ジュンス……お前なぁ~団体行動っていうものは、一人が勝手な事をすると、全体に迷惑がかかり、輪が乱れ……」
「兄さん、タコ焼き食べる?」
またもユノの言葉を聞かず、遮るジュンス。
ジュンスに何を言ってもしょうがないだろう…と諦めたユノは、小さな声で「うん、食べる…」と言って、タコ焼きを頬張った。
ようやくジュンスのお腹が満たされたようで…
「ところで、ジェジュン兄さん達は?」
「お前が勝手な行動とるから、先に行ってもらったんだよ」
「ふーん、そっか!
じゃあ、早く俺達も行こうよ~」
「……お前って奴は」
「兄さん、どっち?早くしてよ~」
ユノは自由なジュンスを前に、頭を抱え、ため息しか出なかった。
だが、また見失ってはいけないと、責任感の塊ユノは、ジュンスを引っ張り、人の流れに沿って歩きだした。
一方、3人は………
「ジェ…ジェジュン?
寒いなぁ寒くないか?俺のマフラー貸すか?」
「…ううん……ユチョンが寒くなるから良い…」
「えーっと…兄さん
あそこに無料で甘酒配ってますよ貰ってきましょうか?」
「…………飲む」
「分かりました少し待っててください」
一分後…
「はい、兄さん、どうぞ」
チャンミンはぜぇぜぇ言いながら、3つ持った内の一つをジェジュンに渡した。
「ありがと………」
そう言って、ジェジュンは一口飲んで、はぁ~っとため息をついた。
チャンミンは一つをユチョンに渡し、二人も飲んだ。
そして二人は夜空を見上げ、考えた。
「(ジュンス……帰って来たら、めちゃくちゃイジめてやる……)」
…ジュンス、身に危険が迫ってます……自業自得だけど(笑)
<続く>
ユノは、周りより頭一つ出る長身で辺りを見渡し、ジュンスを探した。
すると…
「兄さ~~ん」
どこからかユノを呼ぶ声が…
声のする方をよく見ると
「あっいた」
「お~い、兄さ~ん
こっちこっち」
ジュンスはタコ焼きの屋台の前で大きく手を振っていた。
ユノは、人を掻き分け、ようやくたどり着いた。
「ジュンス……お前なぁ~団体行動っていうものは、一人が勝手な事をすると、全体に迷惑がかかり、輪が乱れ……」
「兄さん、タコ焼き食べる?」
またもユノの言葉を聞かず、遮るジュンス。
ジュンスに何を言ってもしょうがないだろう…と諦めたユノは、小さな声で「うん、食べる…」と言って、タコ焼きを頬張った。
ようやくジュンスのお腹が満たされたようで…
「ところで、ジェジュン兄さん達は?」
「お前が勝手な行動とるから、先に行ってもらったんだよ」
「ふーん、そっか!
じゃあ、早く俺達も行こうよ~」
「……お前って奴は」
「兄さん、どっち?早くしてよ~」
ユノは自由なジュンスを前に、頭を抱え、ため息しか出なかった。
だが、また見失ってはいけないと、責任感の塊ユノは、ジュンスを引っ張り、人の流れに沿って歩きだした。
一方、3人は………
「ジェ…ジェジュン?
寒いなぁ寒くないか?俺のマフラー貸すか?」
「…ううん……ユチョンが寒くなるから良い…」
「えーっと…兄さん
あそこに無料で甘酒配ってますよ貰ってきましょうか?」
「…………飲む」
「分かりました少し待っててください」
一分後…
「はい、兄さん、どうぞ」
チャンミンはぜぇぜぇ言いながら、3つ持った内の一つをジェジュンに渡した。
「ありがと………」
そう言って、ジェジュンは一口飲んで、はぁ~っとため息をついた。
チャンミンは一つをユチョンに渡し、二人も飲んだ。
そして二人は夜空を見上げ、考えた。
「(ジュンス……帰って来たら、めちゃくちゃイジめてやる……)」
…ジュンス、身に危険が迫ってます……自業自得だけど(笑)
<続く>