ジェジュンの家に向かう道中、ユノはジェジュンの手をずっと握ったまま離さなかった。
「ジェジュン…有難うな……」
ユノは呟くように、そう言った。
「有難う?何が?」
「マナに言ったこと……ユノが好きだって…嬉しかった、すごく…」
「あっ……うん。
勢いで言ったけど、今考えると、本当恥ずかしいね」
「でも俺は嬉しい。
こんなに嬉しい事を言ってもらえたの、初めてかもしれない……」
「初めて…?」
「あぁ。好きって言ってもらえて、こんなに嬉しくなったのは初めてだ。」
ユノの言葉に、胸がギュッと苦しくなった。
ノドの奥の方に何かが詰まったような感覚で、言葉が出て来ない…
「ジェジュンと出会って、俺はたくさんの初めてを経験したよ。
自分でも知らなかった自分を知って、何度も驚かされたけど…嫌じゃなくて、むしろ嬉しくなったよ。
俺ってこんな奴なんだって、ジェジュンに教えてもらった」
話し終えると、ユノはジェジュンの顔を見た。
少し困ったように笑うユノ…
「……また泣いてる
ジェジュンは本当よく泣くなぁ。」
ジェジュンは嬉しくて、涙を堪えきれなかった。
ユノが自分と同じことを思っていたから…
ジェジュンもユノから沢山の"初めて"をもらい、自分の知らなかった一面を見てきた。
ユノを好きになって、ジェジュンは変わった…もちろん良い方向に
それを伝えたいのに、ジェジュンは上手く言葉が出てこなかった。
ユノはそっとジェジュンを抱きしめた。
「ジェジュン…これからもずっと傍にいて。
沢山俺と、初めてを経験しよう。
二人一緒なら、悲しい初めてや苦しい初めてがあっても、きっと大丈夫だから…どんな"初めて"も二人でなら、きっと大丈夫だよ」
ジェジュンはユノの腕の中で、うん…うん…と何度も頷いた。
これから先…
どんな"初めて"を経験するんだろう…?
それは誰にも分からない
だけど、どんな"初めて"だって、必ず自分のためになる……二人はそう信じて、ギュッと手を握りしめた。
<完>
なんとか完結までいけたぁーっ!!
また別のお話でお会いしましょう☆
ヾ(=^▽^=)ノ アデューウ
「ジェジュン…有難うな……」
ユノは呟くように、そう言った。
「有難う?何が?」
「マナに言ったこと……ユノが好きだって…嬉しかった、すごく…」
「あっ……うん。
勢いで言ったけど、今考えると、本当恥ずかしいね」
「でも俺は嬉しい。
こんなに嬉しい事を言ってもらえたの、初めてかもしれない……」
「初めて…?」
「あぁ。好きって言ってもらえて、こんなに嬉しくなったのは初めてだ。」
ユノの言葉に、胸がギュッと苦しくなった。
ノドの奥の方に何かが詰まったような感覚で、言葉が出て来ない…
「ジェジュンと出会って、俺はたくさんの初めてを経験したよ。
自分でも知らなかった自分を知って、何度も驚かされたけど…嫌じゃなくて、むしろ嬉しくなったよ。
俺ってこんな奴なんだって、ジェジュンに教えてもらった」
話し終えると、ユノはジェジュンの顔を見た。
少し困ったように笑うユノ…
「……また泣いてる
ジェジュンは本当よく泣くなぁ。」
ジェジュンは嬉しくて、涙を堪えきれなかった。
ユノが自分と同じことを思っていたから…
ジェジュンもユノから沢山の"初めて"をもらい、自分の知らなかった一面を見てきた。
ユノを好きになって、ジェジュンは変わった…もちろん良い方向に
それを伝えたいのに、ジェジュンは上手く言葉が出てこなかった。
ユノはそっとジェジュンを抱きしめた。
「ジェジュン…これからもずっと傍にいて。
沢山俺と、初めてを経験しよう。
二人一緒なら、悲しい初めてや苦しい初めてがあっても、きっと大丈夫だから…どんな"初めて"も二人でなら、きっと大丈夫だよ」
ジェジュンはユノの腕の中で、うん…うん…と何度も頷いた。
これから先…
どんな"初めて"を経験するんだろう…?
それは誰にも分からない
だけど、どんな"初めて"だって、必ず自分のためになる……二人はそう信じて、ギュッと手を握りしめた。
<完>
なんとか完結までいけたぁーっ!!
また別のお話でお会いしましょう☆
ヾ(=^▽^=)ノ アデューウ