これ、ケチャップ強盗!? | 夢だけど、夢じゃなかった世界一周!

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他とは違って、あんまり良い事書かないけど。



ベルリンから日帰りでドレスデン。

早朝5時、僕のiPhoneが僕を起こす。
ドミのメンバーに迷惑をかけないようにと、条件反射の如く起床。

前日にiPhone、カメラ、ウォークマン、予備バッテリーと充電は全て100%にした。

もちろん僕は化粧とかしないので、起きて10分程度で準備は終わり。
まだ薄暗い中、外に出た。

7時30分発のドレスデン行きのバスに乗る為に。

バスステーションまでは、宿から歩いて20分位。
余裕を持っての行動。
5分前行動を遥かに上回る、1時間30分前行動。



けどね。










寝過ごしたわ。


バスステーションで寝過ごしたわ。

ちょっと位ならと思って、目を閉じたのが間違いだった。
(言い訳をさせて貰うと、バスステーションの待合室は暖かくて居心地良いです!)

気付いた時には、8時00分を指そうかとしていた。
「やべっ!」って思うまでもなく、僕は時計を見つめた。

再び、バスのチケットを無駄にしました。

ただ、今回のドレスデン行きは早めにチケットを予約した為、6ユーロ(約797円)と安かったので、まぁ良いとします。
いや、良くない。

で、再びチケット売り場に行き、改めてドレスデン行きのバスチケットを購入しようと思いました。
が、9ユーロ(約1,200円)と中々割高。


買う?

と言うか、この時の僕の所持金15ユーロ程。

無理だな。
それに、ドレスデンに行った所で…
となり、ホテルへ戻ります。
バス車内で聴くはずだったウォークマンを聴きながら♪

YUIのチェリーとか流れてました。
冬だけどね。

仮に、もしこれが女の子とのデートだったら最低最悪の男ですね。
でも、その時はちゃんとするんで、ご安心下さい。
500ユーロ札、いっぱい持って行きますから。


帰り道。
ホテルの受付の人に

「早朝忙しそうに出て行った割には、もう帰ってきちゃった!」
と思われると、僕の心が少々傷付くので、少し遠回りして帰りました。
日曜日でしたが、営業してるパン屋とか寄ったりしながら。

「このパンは早朝じゃないと買えないっすよ!」
的な感じで、ホテルの受付の人にパン屋の紙袋をチラつかせつつ…(笑)






ベルリン。
歴史好きな人からすれば、ここベルリンは本当に魅力のある街だと思います。

しかし、ベルリンの壁しか知らない僕にとっては普通の街。

今日は部屋でダラダラしながら、唯一、僕の旅親友でもあるGと遊ぼうと。

ホームボタンを長押ししない限り、Gと僕との間に一切の会話は生まれません。

それでもGは教えてくれました。
「ベルリン、ケバブ美味い。」と。

ケバブと言ったらトルコですが、ベルリンが発祥の地だとGは教えてくれました。

そこで、ベルリンで1番美味しいケバブ屋に行こうと。

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僕のホテルからだと、そのケバブ屋まで片道6キロとかでしたが歩いていきます。


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この日は日曜日で、ドイツと言った国は「日曜日は働くな!」
的な、日本も見習うべき法律があるらしく、ほとんどの店が営業してません。


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大通りから少しでも外れると、人通りは少なくなります。


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歩く事1時間30分ちょっと。

ベルリンで1番美味しくて有名と言われるケバブ屋に到着。
GでGすれば出てくるので、詳しく知りたい方はGしてください。


20分くらい並びました。

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ドーネルケバブ
3.2ユーロ(約425円)

ケバブにも幾つか種類があって、このドーネルケバブってのがベルリン発祥だそうです。

袋状の薄いパンの内壁にソース2種類を塗って、トマトや玉ねぎなどの野菜、チーズ。
そしてケバブをサンド。
更に上からレモン汁と塩胡椒。

ベルリンナンバー1と言われるだけあって、美味しかったです!
ヨルダンからずっと食べてきたケバブ系の中でも1番でした(^_^)



この日の目的は果たしたので再び1時間半近くかけてホテルに戻ります。

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何が何だか良く分かりませんが、1枚シャッターを切るだけで十分。



有名であろう建物を軽く流し目、足早にホテルへ向かう。


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人通りの少ない通りを歩いていた頃。
「プリーズ、テイク、フォト。」

1人のおっさんに声をかけられた。

おっ!久々の2日連続プリーズテイクフォト!
とか思いながら
「オッケー」と言って、渡されたiPhoneを構える。
多分、アラビア文字でした。

でも、明らかにおっさんの後ろは普通のアパートで観光名所などの建物は見当たらない。
が、とりあえず言われるがままiPhoneを構えた。

急にフェードアウトするおっさん。

「やっぱり、こっちが良い。カモン!」と。

おっさんの後ろをおっさんが付いて行く。

やろうとは思わないけど、やろうと思えば
おっさんのiPhoneパクれたよ。

15メートルくらい進んだ所。軽く廃墟。
誰も踏んでないであろう落ち葉を踏む。

「ここで撮ってくれ」と。

「何故?」
と思いながらも、僕はシャッターを2枚切った。


そして、おっさんの写真を撮り終えたと同時にナイスタイミングで、私服姿の警察が2人登場。
「警察だ!」とか言いながら。

その警察は警察手帳を見せ
「コカインなどの薬物は持ってないか?荷物を全部見せろ!」と。

(これ、聞いた事あるー!もしかしてケチャップ強盗!?)とか思っていたら、多分それ系でした。


まず警察2人は、グルであろうおっさんの荷物を調べ出しました。
カバンの中、財布の中、ポケットの中。

と一通り、おっさんを調べ上げた警察は「よしっ!行け!」と言っておっさん達はおっさんを逃がします。


次は僕の番です。

周りに人気は無し。

大切なのは命です。
僕は言われた通りにしました。


普段から1日に使う分のお金しか持たない僕。
パンやケバブなどを買った事もあり、この時は8ユーロくらいしか持ってませんでした。

パスポート、クレジットカードなどの貴重品は全てホテル。


「パスポート貸せ!」と言われました。
素直に「持ってません。」と。

「財布の中を見せろ!」と言われました。
少額しか入ってない財布を見せました。

「ポケット!」と言われ、チェーンで繋いだ携帯を見せ、すぐさまポケットにしまいました。

なるべく隙は見せないようにと。

「カバンの中を見せろ!」と言われて、半分だけチャックを開け、カメラとレンズの入った中身を見せました。
「ノーコカイン!」を連呼しながら。


何事も無く荷物検査は終了(゚o゚;;


結局、本当に警察なのか?
ケチャップ強盗なのかは、分かりませんでした。
  
最後に「何故、パスポートもクレジットカードも持ってないんだ?」
的な事を言って、警察2人は僕の前から消えて行った。

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余りにも話が上手く進んでいたので、僕はケチャップ強盗関係かと思ってます。


僕の旅親友Gによると、日曜日のベルリンは人通りも減り、危ないと言ってました。
特に夜は危ないらしいです。




男なのに女性に間違えられる。
チューしてる写真は撮らされる。
バスチケットは2回も無駄にする。←自分が悪い。
ケチャップ強盗?には遭いそうになる。


そんな感じで次の国へ行きます。


入国審査が厳しいと噂の国。
もしかしたら、入国拒否されるかもしれません。


ドイツ編、これにて終了です。



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