チェンマイ2日目。
さあ、何をすれば良いのだろう?
ただでさえ、やる気の起きない観光。
そこに40度近い真夏の暑さが加わったものだから、余計にやる気が湧かない。
また冷房ガンガンなマックで、6時間ネットするか?
もし、このブログをやっていなかったら、多分そうしていたのかもしれない。
太陽がまだ低い位置にある午前9時30分。
僕は、チェンマイらしさを求めてママチャリに跨った。
チェンマイの顔とも呼ばれる、ドイステープ寺院に行こうと思った。
チャリ1日レンタル50バーツ(約150円)
直線距離だと6、7キロ程ですが、普通に行くと10キロは軽く超えます。
見るからに原付バイクで回るコースですが、事故を起こしたくないと言った理由でママチャリです。
1日24時間もあるし、遅くても3時間位で着くだろう。
など、軽い考えで旧市街を抜け、栄えてる新市街へとチャリを漕ぐ。
ほぼ一直線の大通りを抜けると、次はチェンマイ動物園の看板。
それを横目に更に進むと、傾斜角度30度程の上り坂が突如目の前に現れた。
(…無理!やっぱり引き返そう。)
一瞬迷ったが、諦めたらそこで試合終了。
とか誰かが言っていたのを思い出してしまったので、僕は立ち漕ぎで坂を上って行く。
そして、上り坂へ突入してから約10分後。
僕はママチャリを手で押して歩いていた。
少しずつ気温が上がっていく中、携帯の地図に目をやると、ドイステープ寺院まで残り9キロ程だった。
ここまで来たら、もはや拷問。
写真を撮る余裕すら無かったです。
しかし、それでも僕はチャリを押して歩いた。
乗り合いのソウテウと言った軽トラみたいな赤い車が、次々と僕を追い抜いていく。
その都度、荷台に乗っている人達からの哀れんだ眼差し。
「何であの人は、こんな暑い中ママチャリで攻めてるの?」みたいな。
やめて、そのマンゴースムージーみたいな冷たい目。
きっと、チャリでしか見れない景色がそこにはある。
そう思った僕は、先程まで上って来た道を勢いよく引き返した。
ペダルを一度も踏む事なく再びチェンマイ動物園の前に戻ると、僕はママチャリをロックし乗り合いのソウテウに乗った。
チェンマイ動物園~ドイステープ寺院。
乗り合いソウテウ。
往復で80バーツ(約250円)
人数が集まった乗り合いソウテウは、先程僕が一生懸命通った上り坂を軽々と進んで行く。
そして、約30分後。
ドイステープ寺院へ。
入場料30バーツ(約100円)
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