鈴鹿決勝。

終わってしまいました。

最終戦鈴鹿の決勝はリタイヤとなりました。

岡山戦がおわり、２週間の間に全バラして、エンジンと車体フルメンテしてシャーシかけて。今週は金曜日から新品タイヤも投入して、予選ではレースラップを超えても9秒台を維持できるレベルまで仕上げましたが…

１周終わった1コーナで微妙にコースアウトして、最短リカバリーを目指してコース復帰しようとしてリアを滑らせて転倒。

マシン損傷により再スタートできずでした。

可能性を信じているから、限界の作業や走りができるわけですが、今回は（も？）一瞬で全てが終わりました。

これがレース。

最初から最後まで上手く行ったレースは、長いレース人生の中でもチャンピオンを獲得した2020年開幕戦ポールtoウィンの１度だけ。

なので、その難しさは身をもって知っていても、今回は悔しくてたまらないし、転倒含めてそれまでの走行にはチーム関係者の膨大な労力と、スポンサー様の大切な大切な資金をたくさん費やしていることも深く認識しているので、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。

現場にお越し頂いたスポンサー様には直接お詫び致しましたが、いくらお詫びしても今日の、あの瞬間は修正できません。

これまでも幾度となく、このような場面に遭遇して来ましたが、何度もそれを乗り越えて今も活動できてるのはスポンサー様のおかげでしかありません。

2020年のJ-GP3チャンピオン獲得後、目立った結果を残せていませんが、まだ可能性を信じて頂けるのであれば、ぜひこの先のチャレンジにも引き続きの応援をよろしくお願いします。

ということで、また明日からも健琉との全力の日々は続くはず…来年どうなるのか？は早めに発表できるように、そちらも全力で頑張ります！

今シーズンもありがとうございました。

TEAM TKR PERFORMANCE 代表

高橋　淳一郎

追伸

３年前は健琉が掲げたチャンピオンフラッグと、チャンピオンヘルメットをコース上で弘樹に渡すことができました！

弘樹にはTKRの最後に色々と迷惑をかけただけに感慨深いし、ホントに嬉しい

おめでとう弘樹