ひとつ前の季節に
手元へたぐり寄せた
その香りは
今のためのものだったと気づいた。



ああ。
とてもしっくりくる。





カイケツすることを
しばらく試みて




それでも
ヒントの感触さえ
掴めないのだとしたら
ここは一度
逃がしてみようかとおもう。





早急にコタエを
導きだすことだけが
前進とは限らないのだから。






すでにある
大切なものに
心を向けて。

 



コドクも
イタミも
すべて引っくるめて





コウフクカンは
自分の中にある。


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