時々思い出す
大切な記憶を
記しておこうと思う。


わたしの原点である
永遠の師との出逢い。
レインドロップ。


当時仲がよかった友人の紹介で
なんとなく惹かれて
あるセラピールームを訪れた。

そこには
透き通った雰囲気の
とても美しい人。
白い服を着ていたので
天使みたいだった。

その時初めて体験した
レインドロップ。

仰向けで
肩にエッセンシャルオイルを
塗ってもらったあの瞬間
わたしは
これからもずっと覚えていると思う。

暖かく繊細な手で
とてもとても優しく触れてくれた。
あの包み込まれる感覚は
師のエネルギーなのだろう。

そして
こんな素敵な香りは
初めてだった。


レインドロップは
アロマトリートメントとは異なって
エッセンシャルオイルを
背骨に沿って雨の雫のように落としていく
アロマヒーリング。

眠っているのではないけれど
どんどん意識が遠のいていく感覚。
言葉にできない心地よさが
そこにはあった。


レインドロップが終了してから不意に
「わたし、レインドロッップやりたいです」と
口が勝手に宣言。
今思い出しても不思議なのだけれど。


宣言は天に届いたのか
あの日から
10年。


不器用なわたしは
ゆっくりだけど
一歩一歩
着実に進んできた。

もう
不器用という言葉も
必要ないかな。


一目惚れだった
レインドロップに
今も惚れ込んでいる。
理由はすぐに出てこない。

とにかく
好きだから好き。
それでいい。



師から学ばせてもらったことは
泉の様に溢れるほど沢山あるけれど
その中でも大切にしているのは
人としてのあり方。


その人のあり方が備わってこそ
能力や技術が際立つのではないだろうか。

一時はチャネリングに憧れたり
すごい技を身に付けたいという思いが
強かったけれど
今はほどほどに自然体。


まずは
目の前にいらっしゃる
お客様お一人お一人を
丁寧に優しく触れさせて頂いている。
そこに尽きるのかな。


わたしが選んだ道だもの。

この道を信じて
歩み続けよう。


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