パリ生活 | 岩崎洵奈オフィシャルブログ「Junna Times」

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ピアニスト・岩崎洵奈のオフィシャルブログです!


パリに滞在中は、夫のコンサート主催者さんのもっているアパートのお部屋に滞在させて頂いています。
ホテルでの滞在も好きですが、キッチンが付いて地元に住んでいる人のように生活できるアパートが、実は大好きで、毎回パリジャン・パリジェンヌの生活を勝手に想像しながら楽しんでいます😂🇫🇷

毎朝近くのパン屋さんGrenier a painでバゲットとクロワッサンを買い、フランスの美味しいバターを数種類食べ比べ、搾りたてオレンジジュース、フランスのチーズにイタリアのハム、トマトなどの野菜をプレートにして食べる朝食は最高に美味しい😍🥖🧈🥐つい最近まで知らなかったのですが、このGrenier a painは毎年開催されるパリのバゲットコンクールで2度も優勝した事があるそう🎉🎉🎉どうりで美味しいわけだわ❤️😍

フランスは物価が高いイメージですが、実はパン屋さんはドイツよりも断然安い!!バゲットやクロワッサンなど半額くらいのお値段で買えるところもあります。そして、とにかく味のクオリティが高い😍😍😍
幸せとバゲットを一緒に噛みしめています❤️


Salle Cortotのリサイタルの後は、
夫がパリ郊外にある小学校でのコンサート。
6歳から14歳までの90人の生徒さん達に聴いて頂きました。

この学校は、先生達によると
中東や東ヨーロッパからの難民の子が多く、親御さんが教育に関心のないため、家庭に問題があったり、特殊なケースがあるため、生徒さんがコンサート中どんな反応を示すかわからない。との事。
もしかしたら、ワイルドになってしまうかも・・・との前置きがありました。
主催者さんも私達も、どんな学校なのだろうと、少し不安もありました。
そして、先生方も驚くほど厳しい🤯






と思いきや、最初から最後まで、とても一生懸命聴いてくださいました🎉🎉🎉
実は最初に、90人中20人は、コンサートを早退して他の授業に行くよと言われていたのですが、あまりに真剣に聴いてくださってたので、予定を変更し、みんな最後まで聴いてくださったようです😍☺️
ピアノの音の動きに合わせて、ずっと手を動かしている子、拍子に合わせて踊り出す子、生徒さん達の自然でピュアな反応に、感動の連続でした🥺🥺🥺🥺🥺

最後に、彼らから、フランス国歌、ラ・マルセイエーズのプレゼント🎁🇫🇷



1分以内の動画しかアップロードできないので、国歌全てをアップできず、残念なのですが、

このあと、盛大な拍手👏👏👏👏👏🎉🎉🎉🇫🇷🇫🇷🇫🇷🇫🇷🇫🇷🇫🇷

私もら、涙を堪えて感動しました😭😢😍

なんて可愛いの〜🥰🥰🥰


彼らのほとんどが故郷を追われてフランスにやってきた子達。彼ら中には、自分がどこの国出身なのかわからない・・・という子がたくさんいるそうです。日本人にはなかなか理解できない感覚ですよね。

この学校では、そんな彼らにフランスが故郷だよという事を、心の中にしっかりと意識を持ってもらう為に、フランスの国歌を練習し、フランスの歴史を学び、フランス語を学び、フランスについて深く教育を受ける事ができるそうです。


私はただの付き添いですが、本当に貴重な経験となりました。
移民・難民を、責任持って受け入れる事の難しさや、フランスが将来を見据えてどのように対応しているかという現状を知る事ができ、とても勉強になりました。


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