良い仕立てのスーツを見分けるポイント(袖付け)!!! | 30代以降の男性向け モテさせスタイリスト大竹光一

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X-STYLE@大竹光一です!

 

 

オーダーメイドで1着1着仕立てをしてると、よく聞かれることがあります。

 

「良いスーツってどうやって見分けるの?」という質問です。

 

良いスーツかをどうやって見分けるのか?

 

今日はクオリティの高いスーツを見分けるポイントの1つをご紹介します!

 

重要なポイントが袖の付け根です。

 

 

とても大事な部分なので基本的なところからご紹介させてください。

 

テーラーでは"袖付け"という表現をします。

 

袖付けはスーツの縫製工程において

 

もっとも高度な技術が必要とされる箇所です。

 

 

肩まわりから袖の付け方によって

 

ジャケットの見栄え、シルエットが変わっていきます。

 

さらには体型によってはシワが生まれることもあります。

 

シワ=歪み

 

ですから、体とスーツの不一致が起きており、着心地もベストでなくなるということです。

 

パターンオーダーの仕立てでは対処できない部分です。

 

単にオーダーメイドと言っても奥が深いんですね。

 

では早速紹介していきます。

 

 

見分けるポイント1.袖付けが前に

 

 

袖口が肩先から垂直に着ているいるんではなく、

 

前にきていて、ハンガーにかけた時に前に巻き込むようなしわ

 

があるのがポイントです。

 

 

 

人間の体は直線ではなく曲線です。

 

そして日本人は比較的、前肩と言って肩が前に巻き込まれている肩が多いです。

 

そのため、袖付けも前に振られている方が動きやすいんです。

 

そして、袖付けが真下に付いていると

 

この記事でご紹介したようなシワが着用している間ずっと出てしまいます。

 

着心地のいいスーツの袖は"前振り"

 

つまり袖全体がバナナのようにゆるくカーブしつつ、

 

 

腰ポケットを半分隠すほど前方に袖先がきており、

 

ハンガーに吊るしたときには決して袖先が上着の真横にきません。

 

 

人間の肩に立体的に合わせるとなると、スーツの袖は真横ではなく

 

やや前方にでるように作ったほうがいいとされます。

 

 

真横だと、腕を動かすたびにスーツは醜く引きつれ、

 

着心地を著しく損ねてしまいます。

 

 

だからこそ、ハンガーに吊るしたとき袖は真横に落ちず、

 

必然的に前に振られているもの方が品質が高いわけです。

 

見分けるポイント2.イセ込み

 

 

これもかなりマニアックで、「イセ込み」を初めて聞く方も多いと思いますが

 

平面である布に丸みをつけて立体的にする技法のことで

 

高度なアイロンテクニックと縫製技術が必要です。

 

 

ですから技術力の低い海外の縫製工場と、

 

うちで仕立ているような日本の職人が1着1着手間暇かけて作る

 

ハンドメイドメインの仕立てでは差が出ます。

 

 

イセ込みとはカンタンに言うと、

太めに作った袖を小さめに作ったアームホールにうまく付けると、

腕の可動域が広くなって着やすいスーツになるという事です。

 

見頃(ボディ)に比べて袖山(腕の付け根の部分)がぷっくりしているのが視覚的な特徴です。

 

 

ショルダーのラインにイセ込みを使われることもあります。

 

肩の厚みも前が発達している人もいれば、

 

後ろが発達している人もいますよね!

 

 

イセ込みをすることで肩の可動域も格段に増えるんですが、

 

袖側の生地を少しずつ縮めながら肩穴に縫い合わせていくわけで、

 

先ほども書いたように非常に高度なアイロンテクニックと縫製技術が求められるんです。

 

ジャケットの善し悪しを決める重要なポイントのひとつですね!

 

写真で見ていただくとわかりますが

 

 

肩口よりも袖側の生地面積が多いですよね。

 

胸や背中の美しさは保ちつつ、動きやすい肩回りを実現しているんです。

 

 

そしてこのイセの量が多いということは

 

その分手間をかけ、モノ作りにこだわっている

 

と言えると思います。

 

 

と言うことで、まとめると

・ハンガーの状態で前に巻き込むようなシワがある袖

・肩口よりも袖側が膨らんでいて生地の面積が多い

 

の2点が袖において、良い仕立てのスーツを見分けるポイントです!

 

 

マニアックで伝わりづらいかもしれませんが

 

巧みな技術で着心地まで丁寧に身体に合わせる作業が

 

オーダーメイドには詰め込まれているのが伝われば幸いです!

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

 

以上、良い仕立てのスーツを見分けるポイント(袖付け)!!!でした!

 

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