「妥当な怒り」と「プラスαの怒り」 | ひとしずくの純金

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たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

 

「必要な怒り」と「そうでない怒り」
があるよね。

怒りにも2種類。

だから、単純に
「怒りを手放す」っていうのは

無理があるし
得策ではないんじゃないかな

と思っています。

 



怒りを感じること、
怒りを表明すること、
怒りを行動に変えること・・・

これらは
必要な場面では絶対に必要なんだけど

現代では
とにかく避けられがちだし、

子どもっぽいとか
感情的とか

否定的な評価をされてしまう。



大人になれとか
冷静になれとか
感情に流されるなとか

あんまり役に立たないアドバイスを
もらうこともあるよね。



怒りの下には悲しみがある
なんていうのも聞くけど

それを知って
どのくらい怒りが軽減するんだろう?



自分を許しましょう、
相手を許しましょう、

と言われてそのまま実践できる人が
どれだけいるんだろう?



私にはできないな。

一層つらくならないのだろうか?
却って苦しくならないのだろうか?

余計に苛立たないのだろうか?

疑問です。



もし、これらの
”コツ” と呼ばれるものを使っても

あんまり楽にならないとか
却って自分を責めてしまうとかなら

たぶん、
何か別の理由があるんだろうと思います。

どうだろう?
いくらかでも思い当たるでしょうか。





桜の塩漬けですって




クライアントさんには
ときどき説明していますが

怒りにも

・妥当な怒り
・過剰な怒り

があるよね、
ご自分の状態を観察してみて

とお話しています。



怒るに値するきっかけは
確かに存在しているんだけど、

その出来事に対して
”妥当な量” の怒りで収まらず

”プラスαの過剰な怒り” も
噴出してしまう。
 



もしそうなら、
怒りを全部手放すのではなく、

妥当な分はいいとして
過剰な分をどうにかしていく

っていう話になるよね。



怒りも二階建て構造だと思えば
ちょっとイメージが湧くかな。

怒りの建物全体で判断するのではなく


一階部分の怒りと
二階部分の怒りは


性質も意味も対処法も別と考える。



だけど、体験している渦中では

建物全体の怒りを感じるから
ちょっと分かりにくい。

分かりにくいから
「あぁ、また怒ってしまった」
 

と一緒くたにして

自分にダメ出ししてしまう。



だけど、本当はそうではなく

正当な部分は
ちゃんと感じられるように残し
(解離しない)

過剰な分は
何がそうさせるのか対策していく
(フラッシュバックしない)

一階と二階を一緒くたにせず
残す部分と対策する部分を

きちんと見極めて
それぞれに合った姿勢で臨む。

そういう細やかさが
必要なんじゃないかな、と思います。



そのためには
「怒り=ダメ」と大雑把な理解では
対策できないと思います。

怒るには理由があるし
爆発するにも理由がある。

それを丁寧にみていって初めて
具体的な対策が出てくるのだと思います。



カウンセリングでは
ご自分の怒りを観察する際に

 

あなたの状態に合わせて

必要な知識やコツをお伝えしています。

プラスαの不必要で過剰な怒りがあるかも?
と気づけたら次に進めます。

正確に観察できたら
よりご自分に合った対策が見つかります。



怒りを爆発させたあとの不快感

・・・後悔とか

 哀しみとか

 落ち込みとか

 虚勢を張る感じとか・・・

そういういろいろと
さよならしましょう。

 

必要な怒りはちゃんと残して。

 



お待ちしていますね。

 

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カミヤカオリ

 

 

 

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