年末の京王色と同時進行していた富士登山電車です。

タネ車は一畑電鉄の二扉車です。

中央の窓は少しサイズが違いますが、切り継ぎの傷のことを考えればそんな小さなコト気になりません。

塗装の前に、
1)妻面の貫通扉狭幅化
2)貫通扉横の窓埋め
3)中央の扉を埋めて新設された窓の窓枠を削り取る
。。。これらを済ませておきます。



次に、独特の漆のような赤茶色ですが、調色に失敗し、なかなか思い通りの色が出せませんでした。

そこで、ネットで作例を公開していらっしゃる方の記事を見ていると、田宮のダルレッドがいい色のようです。

この色はスプレーのみなので一度中身を出して、エアブラシで吹き付けました。

つや消しな上に赤みが足りずくすんだ茶色っぽいですが、最後のクリアーでフォローしましょう。



で、途中がなく、すでに貼り終わってますが、模型工房たぶれっとさんの「富士登山電車デカールセット」を使って、例のロゴを大量に貼っていきます。

MDプリンターは持ち合わせていないので、白色デカールは製品に頼らざるをえません。しかもこれだけの数のロゴのサイズを合わせたり、色々やる手間を考えると、このうな製品は非常に助かります。





デカールで細い線は本当に難しいですね。一部よれってしまいました。

デカールを切り出す際に、一部のロゴを擦って使えなくなったのと、幕板部に、四個あるはずのロゴが二個しか集録されていないので、結局二セット使って仕上げています。


デカールの保護と、赤色成分を補うべく、クリアーにホンノ一滴だけクリアーレッドを混ぜてふきつけました。





つやを出しすぎましたが、まぁ、いい色に落ち着きました。車体はほぼこれで完成です。

あとは窓とか細かいところを残すのみです。

つづく。。。