ネットを徘徊していたら,面白い物を見つけました。
本日は画像無しで駄文がダラダラ続きます。あしからず。。。



先日S3こと2005-2203-2006のサンモリッツ号、グラッシャーexp色のヘッドライトがHIDになっている!!と。書いてしまいましたが,どうやらこのヘッドライトはLEDのようです。

HIDとLEDの違いは、テキトーにググッて下さい。

で。何故LEDかといいますと。。。


まずはこちらから。
2012年6月19日に発生した脱線事故について
この日は台風4号が接近しものすごい豪雨が襲っていました。豪雨によってゆるんだ山から落石があり,不幸にしてこの他ならぬS3が線路上の落石に乗り上げ脱線をした事故です。

そしてその『報告書』です。

ものすごく詳細に事故状況とその背景や原因、再発予防などについて記されています。
お役所の仕事はすごいですね。


それはサテ置き、注目は報告書のP.26。「5.2.2類似災害の再発防止」の(2)です。


以下引用。

(2) 前部標識灯の光源を視認性に優れたLED式に交換することを、その効果
を確認したうえで検討することとした。

引用終わり。


この報告書が発表されたのが,2013年3月29日。
ライトが交換されたのも、どうも2013年の3月の検査の頃。との噂なので、時期的にも一致します。

ただ3000で使うライトの、使い勝手の試験かと思っていましたが,もっと大切な
『事故防止』
という目的があったようです。


シールドビームよりLEDの方がいい。ってなったら旧型車のヘッドライトはどうするんでしょうかね。あの形のLEDライトもちょっと。。。

しかも旧型車のおでこから白色ビームが放たれている姿はどうもしっくりきません。




話ついでの余談ですが、これだけ詳しく色々書いてある報告書なのですが,現場のカーブ半径が100mとなっています。

この区間は「92.3」と鉄道としては実に怪しい中途半端な半径が記されたカーブの半径標識が立っていた区間だと思うのですが,「まぁ、そこらへんはどうでもいい」ということなのでしょうか。

もし半径が本当に92.3mならば、以前も落石などなんらかの事態があって、線路を敷き直した結果ではないかなぁ。などと妄想していましたが、真相は如何に。。。



色々と妄想は膨らみます。