先週末は静岡のグランシップトレインフェスタに参加してきました。JAMとは明らかに違う客層に戸惑う所もありましたが、スイッチバックに目を輝かせる子供達は見ていて心が和みます。

静岡という場所柄か、箱根への関心が薄いのがちょっぴり残念でした。一番の収穫は三線軌条のポイントでしょうか。詳しくは次回にでも。。。


で、前回からの続きです。

とても四月とは思えない寒さの中、白いヘッドライトを輝かせてついに登場した3000形。この後はリフティングジャッキで持ち上げて、仮台車を引き抜きます。

台車ぬき

コンテナ用貨車の台車みたいな仮台車を1番線に転線した後、本台車を入れていきます。
台車いれ2
台車いれ1

ポイントの電動転轍機も電源を落とされているので、手動でハンドルをグルグルグルグルグル回して転換していました。
ポイント転換
大変そうです。。。


車体の中心を、狭軌の軌道中心から標準軌の軌道中心に合わせないといけないので、上下だけでなく、左右にも少し動いたはずですが、眠くてモウロウとしている頭ではよく分かりませんでした。
いちあわせ

空飛ぶ3000

位置をあわせて慎重に車体を下ろしていきます。
下げ1
下げ2
下げ3
台いれ

東の空が白み出した頃、ついに、台車交換作業は無事に終わりました。

S1に誘導されて検車区に入っていきました。
3000@入生田

s1

余談ですが、S1の連結器に注目。今までの箱根独特の小ぶりな連結器が、国鉄みたいな連結器に交換されています。急勾配、急曲線用の特殊なものだと何かに書いてあったので、この一般的な連結器への交換は非常に意外でした。

早く自走している姿を見たいですね♪