アロマが香る手作り洗濯洗剤 | アロマテラピー&ハーブ教室 福岡県・久留米市*柳川市校☆アロマプロジェクト・ブルーイエン

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薬剤師の立場からアロマやハーブセラピーの普及活動に取り組む。植物の有効成分を利用し健康・美容に役立てるライフスタイルを提唱
アロマテラピーやハーブに関する出張講座や講演


薬剤師・アロマ&ハーブインストラクターの椛島博子です。
昨日柔軟剤の作り方をご紹介しましたが、洗濯洗剤の作り方のお問い合わせが多かったので紹介しますね。

アロマテラピーを始めて、身の回りのものを手作りすることが多くなりました。

石けん、クレンジングオイル、化粧水、日焼け止めクリーム、リップクリーム、グロス、寝ぐせ直しスプレー、虫除けスプレー、痒み止めジェル、柔軟剤、キッチン周りのお掃除グッズなど・・・・色々

その中でも今日は洗濯洗剤の作り方をご紹介します。


市販の洗濯洗剤は、合成の香り、白く染める蛍光剤が入っているものが多いです。

蛍光剤は蛍光増白剤ともいい、TVなどでよく言われている「輝く白さ」のもとでもあります。

しかし、汚れを落として白くしているのではなく白く染めて白くなったようにみせかけているのです。

この蛍光増白剤は皮膚刺激やアレルギー反応、発がん性、環境ホルモンの疑いももたれています。
食品衛生法では紙コップ、台所ふきん、紙ナプキン、などへの使用が禁止されています。
薬機法では生理用品、紙おむつ、トイレットペーパー
日本薬局方では、ガーゼ、包帯、脱脂綿、マスクなどへの使用が禁止されています。

洗濯機でふきんやタオルを洗うと蛍光増白剤は残ってしまい、口に入ったり粘膜から吸収されることもあるかもしれません。

衣類についた汚れはほとんど皮脂などの油汚れ。これは重曹で中和して落ちます。

もっと汚れを落とす為に重曹に塩、粉石けん、セスキ炭酸ソーダを加えたり

天然の香りとして精油を加えれば、人や環境にやさしい洗濯洗剤が作れます。

では、早速作り方です。
<材料>約500g分

・石けん粉        75g
・重曹          270g
・セスキ炭酸ソーダ  80g
・塩            60g
・精油          20滴
(ユーカリ、ティートリー、ラベンダー、レモン、ペパーミント、ローズマリーなどがおすすめ)
<作り方>
①容器に全ての材料を計量しいれる。


②蓋をして良くふる。
③ラベルを貼ってできあがり。



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