今回は『ハズブロWWFプロレスフィギュアを改造して、懐かしの新日本プロレスのプロレスラーを作ってみよう』のコーナーです。
当ブログの【懐かしの新日本プロレスのプロレスラー】【懐かしの全日本プロレスのプロレスラー】【タイガーマスクの世界】【ザ・コブラの世界】【獣神サンダーライガーの世界】それと、【未発売のWWF(WWE)の選手】等を作ってみようのコーナーで、多くのプロレスラーを作ってきました。
先日、ざっと数えてみたら今までに約180体のプロレスラーのをフィギュアを作っていました。
しかし、最近問題なのは素体のハズブロWWFプロレスフィギュアの入手が困難になってきたことです。
もともと、30年以上前の日本国内では未発売のアメリカのフィギュアですから仕方ないとは思います。
マテル社が発売したハズブロ社製のWWFプロレスフィギュアを模して作ったフィギュアを代用品として使ったりもして、しのいできました。
そんな中、奇跡のようなことが起きたんです。
インターネットオークションにハズブロ社製のWWFプロレスフィギュアが、ショップさんより多数出品されました。
ダブりが無かったので同じオーナー様がリサイクルショップさんに放出したのではないかと、思います。
最初のうちは単体での出品でしたが、最後は数回に分けてセット販売となりましたので数体を落札させていただきました。
落札させていただいたフィギュアは↓こちら
そこそこにレアなフィギュアも含まれていますが、一個単価は3000円以下で落札出来ました。
”ミリオンダラーマン”テッド・デビアスは持っていたフィギュアが、経年劣化で変色した物を中古で落札しリペイントしたものなので、今回入手したフィギュアを保存用にします。
ドインク・ザ・クラウンも持っていますが、ドインク・ザ・クラウンはストロングマシーンのように複数存在します。
今まで撮影の時は、別シリーズのドインク・ザ・クラウンを使っていましたので両方とも保存用にします。
”ミスターパーフェクト”カートヘニングは、保存用にしているフィギュアとは色違いなのと
保存用は顔をプチ改造しているので、これも保存用にしてとっておきます。
リック・スタイナーは今まで持っていたフィギュアが経年劣化で腕が壊れていたので、今回入手したフィギュアを保存用にします。
それ以外のフィギュアは、改造用の素体にすることが出来ました。
それと、マテル社が発売しているハズブロ社製のWWFプロレスフィギュアを模して作ったフィギュアも3000円くらいで出品されていたので複数入手することにしました。
その中の一体で、大仁田厚選手に改造しようかと思い落札したフィギュアのプロレスラーですが
誰だかわからないので、調べてみると・・・
ディーン・アンブローズ
知らんわ~
と思ったら・・・
現IWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー選手の若い頃じゃないですか!
そう言われてみれば、どことなく面影が(笑)
えっ! WWE王座・WWE US王座・WWE IC王座も取ってるんですか!?
AEW世界王座とAWEインターナショナル王座とIWGP USヘビー級王座も取ってますから、凄い選手じゃないですか!
知らないとは、恐ろしいことですね。
危うく、大仁田厚選手に改造してしまうところでした(笑)
このフィギュアも、保存用のフィギュアにします。
改造用の素体フィギュアを入手できたので 早速、改造をしたいと思います。
今回作るのは、前回のザ・タイガー選手の続きになりますが
初代タイガーマスク選手の最終形態とも言える、タイガーキング選手を作りたいと思います。
使う素体は
腕の壊れている方のリック・スタイナー選手と
セット購入の時に抱き合わせで入ってくる(笑) ”バーバー”ブルータス・ビーフケーキ選手を使います。
顔はプロ格ヒーローズのタイガーキング選手の顔を、そのまま使わせていただきます。
完成
天才
タイガーキング
先ほど最終形態と言いましたが、この後ザ・マスク・オブ・タイガーや初代タイガーマスク等を名乗っていますが
わたし的には、格闘技の世界からプロレスに復帰してリングで戦った初代タイガーマスク選手は全てタイガーキングだと思っています。
プロ格ヒーローズのタイガーキング選手の顔を利用したのでこのマスクになりましたが、本当は鼻が出っ張っているマスクにしたかったです。
UWFでスーパータイガーとして活躍した、佐山聡先生ですが
前田日明選手との喧嘩マッチ以降、プロレスと距離を取り修斗等の格闘技の世界に行かれました。
そんな初代タイガーマスク選手が4年後に、プロレスのリングに帰ってきました。
1994・5・14新日本プロレス福岡ドーム大会でのエキシビションマッチでしたが、獣神サンダーライガー選手とのシングルマッチが実現しました。
新旧の新日本プロレスのジュニアヘビー級のカリスマ同士の戦いに、心が震えました。
実際は写真のような戦いではなく初代タイガーマスク選手は、シューティングの素顔の佐山聡選手として。
獣神サンダーライガー選手は橋本真也選手との試合で着用した、対ヘビー級仕様の獣神バトルライガーの姿でした。(獣神バトルライガー選手のフィギュアも、作りたいですね。)
試合後にタイガーマスクの姿での登場を期待したファンに対して
「まだタイガーマスクを被るような、ベストな体調を持っていません。
次回はベストの体調、マスクに合うような体調にしてきます。」とマイクで話しました。
その約束が果たされたのが、3年後の1997・4・12新日本プロレス東京ドーム大会でのINOKI・FNALCOUNTDOWN7(もちろん見に行きました)
アントニオ猪木
VS
タイガーキング
まさに夢の対決でした。
師匠のアントニオ猪木選手の対戦相手に相応しいコンディションに整えてきたからこそ、3年前の約束通り虎のマスクを被って新日本プロレスのリングに上がったのだと思います。
1997・10・12の'97格闘技の祭典SPECIALでは梶原一騎没後10年追悼記念興行と言うことも有り
4人のタイガーマスクの揃い踏みが実現しました。
タイガーキング・4代目タイガーマスク
VS
2代目タイガーマスク・三代目タイガーマスク
超・夢の有る試合でしたが「一人だけヘビー級の選手が入るのは、試合のバランスが崩れる。」との配慮から、2代目タイガーマスクのみ別人が参加しました。
(本当は、三沢光晴選手のスケジュールの都合だったとの話も・・・)
とは言え
中身は全日本プロレスのジュニアヘビー級の中心人物の一人の金丸義信選手ですから、問題ないですね。
初代タイガーマスク選手と三沢光晴選手との試合は、その後タッグマッチですがリアルジャパンプロレスのリングで実現しています。
1998年にアントニオ猪木選手が創設したUFOに参加し、新日本プロレスの外敵として小川直也選手のトレーナーとしてプロレスラー・小川直也を誕生させ伝説の1999・1・4橋本真也VS小川直也のシュートマッチの一翼を担いました。
その後UFOからは離脱した、タイガーキング選手でしたが
プロレスの世界に係わってくれたおかげで昭和の時代では考えられなかった、いくつもの夢の試合が実現しています。
1996・11・20には、初代タイガーマスク選手の後を引き継ぐという不運のヒーロー
毒蛇仮面ザ・コブラ選手とのシングルマッチが実現。
初代タイガーマスク
VS
ザ・コブラ
予想に反して、ほぼグラウドの攻防で終わった試合
正直、プロレスの星・アステカイザーの第15話でのジョージVSレスラー・サヤマの道場破りマッチの方が面白かった気がします(笑)
→
原因は・・・↑ですね
名勝負だったのは、2008・3・13リアルジャパンプロレスのリングで実現した
タイガーキング
VS
天龍源一郎
チョップVSキックの試合で、往年の天龍源一郎選手の凄みを佐山先生が引き出した試合でした。
しかも、最後は第一次UWFでの人気技のチキンウイング・フェイスロック(ほぼチョークスリーパー)だったのが佐山先生のプロレスセンスですね。
ほとんど二人の絡みは無かったと記憶していますが、WJプロレスでタッグマッチでしたが実現した
タイガーキング
VS
長州力
昭和の新日本プロレスで、初代タイガーマスク選手VS藤波辰巳選手は実現していたと思いますが
長州力選手とは、初顔合わせだったと思います。
昭和の新日本プロレスでは考えられない組み合わせの試合ですが、初代タイガーマスク選手はUWFでヘビー級の選手ともガンガン試合をしていたので問題ないですね。
忘れてはいけないのが、
タイガーキング
VS
大仁田厚
あの初代タイガーマスク選手が、デスマッチまで付き合ったのは凄いことです。
佐山先生の有刺鉄線バットでの攻撃が、見られるなんて
両選手が、新日本プロレスと全日本プロレスのジュニアヘビー級を背負っていた時
大仁田厚選手が初代タイガーマスク選手に挑戦して、相手されなかったことが有りますが
長いデスマッチロードの先で、初代タイガーマスク選手の視界に入ったということですね
。
初代タイガーマスクの歴史
我ながら、よく作りましたね。
どれだけ、佐山聡先生のことが好きなんだか(笑)