講座を終えて、はや2か月が経ちました。
受講者のみなさんの感想を改めて読み返し、感動で胸がいっぱいです。
子どもたちの幸せと、日本と世界の未来のために、自己肯定感と甘えの大切さを、ひとりでも多くの方とともに地道に伝えていきたいと思います。
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悪いところも受け入れてもらって初めて自己肯定感が育つ。自分のいたらないところも、「これもまた自分の一部」と受け入れる。
もしかすると、これは、本当は当たり前のことだったのかもしれない。けれども、いつからか、「○○は~しなければならない」「○○の理想像」のようなものに囚われるようになり、それに自分やこどもを比べることにより、自己肯定感が育まれにくくなってしまったのかもしれません。
グループで話す中で、子どもが本来持っている生きる力を信頼する、という視点が親を楽にするかもしれないね、という話が出ました。
怒りなど、マイナスの感情を持つことも受け入れ、こどもたちが、それを表わすこともOK,安心しているからこそ表わせているのだということを親に伝え、安心して子どもと接していけるといいですね。
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今日の流れを通して、大切にしていきたいと最も感じたフレーズは
甘えを育てる、です。
自分は外来や学校の相談室の中で、Noをいえる大切さ、とか、イヤイヤ、ダメダメ(なかんじ、つまり自己嫌悪的な)を表現することがまず大事で、出せたらまず喜んで、喜んだあとに、もっと上手な出し方を……というイメージで子どもや親と接して来ましたが、さらに甘えを育てる、という観点を加えていきたいです。
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「自己肯定感」の大切さに気づき、それを高めるためにそれぞれの立場で悩みながら実践しておられる姿に、とにかく力を頂いた場でした。
大切だとわかりながらも、色々なことを言ってこられる人があると、つい自信をなくしてしまいます。
「今度、このように言ってくる人がいたら、こう答えよう!」など、たくさんの可能性が見えてきた気がします。
“甘えは怒りとなって出てくる”(甘えられるようになって怒りの気持ちを出せるようになる)
“「甘え」は心と心の接着剤-絆を育てる”
“うまくいかないのは、やり方が悪いのではない、時間がかかるということ”
など、これから掘り下げて考えていきたい、宝物のような言葉もたくさん頂き、何より自分自身が元気になりました。
何より参加された方、一人一人が素敵で、他人を支援し助けることで、あんなにも輝くんだということを改めて知らされた機会でもありました。
成長と、さらなる活動を目指しつつ、私自身の自己肯定感、「ありのままの自分でいいんだ」と、心にストンと落ちるところまで、その大切さを届けていきたいと思います。
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日々の生活の中で、幾多の人との出会い、会話がありますが、心から人と関わったり、心を通じ合わせたりする機会が、いかに少ないのかを知らされます。
その様な中、子どもという「宝物」の生涯にわたっての幸せを念じて、「甘え」「自己肯定感」「共感すること」の大切さを、声を枯らして叫び続けて下される明橋先生との出会いは、まさに衝撃であり、喜びでした。
ともすると、目先の現象に心を奪われ、対外的な評価に神経をすり減らし、周囲との摩擦を極力避けようとする余り、子どもという弱き者に歪みがいってしまう風潮です。
その意味で、大人の都合が優先されがちな社会の嵐の中で、子どもを両腕にかかえ、進んでいくことは至難の技といわずにおれません。
「甘えが許された子」「自己肯定感が育まれた子」「たっぷりと共感的な関わりをされた子」……この子達は、実は心の基盤がしっかりと作られた、真の意味での「強い子」なのだと思います。
「甘え」が許される子育ての風潮を1人でも多くの人を通してつくっていくことは、輝ける未来を担うこども達の為に、是非ともしていかねばならないことです。
教職の立場にある私にとって、同僚の教師にも根気強く伝えていくことで、障害のある子にとっても、幸せな生き方が保証されていくことに努めていきたいと思います。