松田優作とパターンオーダーのお話 | kageneneおこづかい帳 ~時計にファッションときどき車~

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三流リーマンの妻子持ち三十路男が、おこづかいの範囲で欲しいものを買う日記。
広く浅くがモットーですが、今は時計にはまっております。

町内会のハロウィンパーティーに当初は参加しないと言っていた長男。

前日になってやっぱ参加すると言ってきまして、当然仮装させる道具も何もない状況。
家にあるもので即席に仮装させることに。

使えそうな物は、誕生日パーティー何かで使う、黒いふさふさのついた紐くらい。(ガーランドっていうらしいですね。)

という訳でガーランドにインスピレーションを受けた父ちゃんが息子を仮装させて結果…
松田優作になりました。

なんじゃこりゃ~‼️
やってる本人は何のこっちゃ分かりませんね。



という訳で本題。
春先にオーダーしていたエドワード・グリーンのカドガンが上がってきました。

パターンオーダーですが、オーダー時には本国のヒラリー社長自ら採寸してくれます。

本当はタッセルローファーが欲しかったんですが、お前の足は甲が高いから紐靴じゃないと駄目だと言われ、されるがままに紐靴に。

薦めらるがままにカドガンを試着。
これにしとけとヒラリー社長が決断。

敏腕社長は流石の商談テクニックです。

当日はジョンロブのストレートチップ(ニュークラシックラインの安いやつ)を履いていたんですが、カドガンを試着し終わった後は、社長自ら履いてきた靴の紐を結んでくれます。
きつく縛るのは基本なのは知ってますが、ヒラリーの縛りかたはかなりグイグイ来ます。
そんなに引っ張ったら… 
バチン!靴紐を引きちぎるヒラリー。
ロブの紐は弱いのよ、千切れた紐を自らの会社の製品であるエドワード・グリーンの紐に交換し再度履かせてくれるヒラリー。
今度は自前の靴紐なんで、さっきより更にグイグイ来ます。
そんなに引っ張ったら…
バチン!本日2本目の引きちぎり。
全く僕は悪くないんですが、思わずソーリーと言ってしまいました…

三度目の正直でユルユルに結んでくれたヒラリー。
迷惑かけてすいませんでした。
(ロブの鳩目の金具の処理が甘いので、ざらついた箇所に紐が擦れて切れたんだと思います)

で、出来上がったのがこれ。
カーフとスウェードのコンビ。

初のパターンオーダーだったんで、色味も素材もかなりあんぱいにいきました。

クオリティも文句無し。
ヒラリーのお勧めを聞いといて良かったと思う仕上げ。

202ラストの素晴らしい曲線美
ただね、ヒラリーが僕が普段履いてるサイズのウィズを1サイズあげろと指示されたんですよね。全く英語の話せない僕はノーと言える訳もなく、されるがままだったんですが、実際履いてみたら…

ヒラリー、正直デカイよ…

という訳で初のパターンオーダーは少ししょっぱい体験となりました。

ちなみにパターンオーダーのアップチャージは5万円でした。シューツリーが着いてきて、更に大丸店舗内のストラスブルゴでのオーダーだったので、外商優待何かで、19万5千円ほどで買えました。この価格ならプロパーでカドガン買ってシューツリーも着ければ、そんなに変わらない価格になるので、お得な感じはします。

という訳で来年リベンジだな!