ヴィンテージな家具とウォールナット材の家具をミックスしたコーディネート事例をご紹介

インテリアショップBIGJOYが手掛けたコーディネート事例をご紹介します！

今回は中古のマンションをリノベーションした物件に家具を提案させて頂きました！

床材は構造用合板をブラウン色（チークのような、チェリーのような・・・）に塗装したもので

コンクリートむき出し、配線むき出しの住空間にヴィンテージ感のある家具と

ウォールナット材の家具をミックスしたコーディネートを提案しました。

間取りを見た時に最も感じたのが、リビング空間がやや狭いこと、テレビボードの設置場所を

どこにするか？写真でソファを置いている位置にテレビボードを置きたいが

窓を背にソファを置くと部屋が狭く感じてしまう・・・

和室への導線を考えると、和室側にも置くことができない、窓際もカーテンなどが来る・・・

などと考え出た結論が、幅90㎝というコンパクトなテレビボードを提案、

和室とリビングの窓のあいだの壁面に置くしかないと考えました。

ソファの奥行もコンパクトなものを選ぶことでソファ前の空間が広くなり、和室への

開放的な導線が確保されることで部屋が広く見えると考えました。

家具を中心に考えればもう少し違う間取りの提案があるべきとは思いましたが

ハードである間取りに合わせて道具を選ばなければならないという大きな壁に

悩まされた印象があります。

とはいえ、現在インテリアショップBIGJOYが提案できる家具でできる限り間取りを活かす

家具のレイアウトを提案できたのではないかと思います。

冒頭にも触れましたが、コンクリートむき出しの壁面、配線むき出しの天井のイメージに

合うヴィンテージスタイルの家具を提案させて頂きました。

パイン・杉の古材を使用したダイニングテーブル、チェスト、

ブラック色に塗装したチェアやアイアンを使用したチェアやソファを

中心にお部屋全体の雰囲気を合わせることができました。

今回の提案でもっとも悩んだのがテレビボードの提案、昨今の住宅はテレビボードを

幅180㎝ほどまたはそれ以上のサイズを置かれる方が多く、幅の狭いテレビボードは

弊社でもなかなか実物をご覧いただくことができません。

そんな中、ユニット家具である「Wonder」は天板のサイズを選ぶことができ、

BOXも幅60㎝と30㎝のパーツから成り立つテレビボードで

幅90㎝というコンパクトサイズのテレビボードを提案することができました。

（でも、最近はテレビも大きくなっているので42型以上だとテレビボードの方がテレビよりも

小さくなってしまうかもしれません・・・。）

ソファの奥行は75㎝で通常のソファよりも15㎝ほどコンパクトになります

ソファをコンパクトにすることでソファ前の空間を広く空けることができるので

小さな子供さんがプラレールやブロックなどで大胆に遊ぶことができるのではないでしょうか?

今回はソファ前のスペースを確保するためあえてリビングテーブルは置かない提案をさせて頂きました。

その代わりに、ソファ前に小さなサイドテーブルと

内装との色合いのバランスをとるためにグレー色のモザイク調の丸テーブルを

ソファ横に提案させえて頂きました。

ダイニング空間は古材のヴィンテージスタイルのダイニングテーブルと

ブラック色のチェアたちの相性が抜群で

天井の配線もブラック色に塗装していることもあり、とてもいい感じのバランスとなりました。

壁面にも古材のチェストを配置し、コーディネートさせて頂いた私もおもわず「いいね！」

と独り言を言ってしまうほどとなりました。

参考にしてください！

インテリアショップBIGJOYでは家具から始まる家づくりというコンセプトを掲げております。

新居を計画中の方におすすめです。是非、住まいの設計をされている段階で

その部屋の使い方を具体的に考えるプロセスを踏むことでより素敵な住まいを作ることができます。

漠然と「前よりも広いからいいね」とか「こんなもんかな」といって

図面を決定するのではなく、その部屋で同様な生活ができるか？子供部屋にはどんな配置で家具が

おけるのか？寝室のベッドは家族みんなでなるならば何センチベッドを置くスペースが必要かなど

使い方に合わせた道具の配置を具体的に考えることで

提案の設計図面に問題がないか確認するプロセスを踏むことがとても大切であると考えます。