私を生きる研究室のセラピストKanaです。
私たちは、自分と他人を比べてしまうことがある。
「比べる」の使い方を間違えてしまうと、どんどん自分を苦しめる。
あの人の方が素敵だ
あの人の方が上手くいってる
あの人の方が人気がある
このような言葉の後に続くのは?
「私なんて…」
劣等感や嫌悪感、様々な感情がわいてきて、苦しみのループにハマってしまう。
人それぞれ、生まれる前に約束してきた使命がある。
だから、人それぞれ、この身体で、この人生で果たすべき使命は違う。
私たちは、自分で決めてきた使命を果たすために必要があって、
この身体も、病気も、親やパートナーのような密に関わる人も、選んで生まれてきた。
例え、過去や今が苦しかったとしても、その苦しみは、自分が使命を全うするために、自分が味わいたかった、味わう必要があった経験なのかもしれない。
私と他の人は、元々、使命(生きる目的)が違う。だから、他の誰かのようになろうとしなくていい。世間が良しとするものを手に入れようとしなくていい。
ただただ、自分らしい状態、自分が心地よい状態を自分の価値観で探究し実践するだけでいいのではないか。
私たちは、他人と比べて初めて「自分」を知ることができる。
しかし、他人と比べて、自分を責めるのではなく、「比べる」ことを自分を深く知りよりよく生きるために使うのならば、「比べる」ことを上手に使いこなし、自分らしく生きられるようになるのかもしれない。
「比べる」ことに目的を持ち、「比べる」ことに振り回されない生き方をしてみよう。