「テンペスト」 | 彼方、英語勉強中

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最近、イギリスとアメリカで活躍している俳優のJohn Barrowmanさんのファンになりました。
映画、好きな本(村山早紀さん、有川浩さんなど)、音楽(斉藤和義さん、岡幸二郎さん)などについてとりとめもなく書こうと思っています。

ベン・ウィショー君のエアリエル目当てに観ました。

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え~、「テンペスト」は原作のシェークスピア版をよく知らないので、何とも言えないのですが、あと観た映画の悪い所はあまり書きたくないのですが…
「この映画、映画として成功してるの⁉︎」
という疑問が頭から離れませんσ(^_^;)

字幕の文体が堅いからでしょうか。
シェークスピアの古典的な言い回しと、アメリカ映画風な演出が噛み合ってない気がします。

「ハムレット」とか何本か映画化されたシェークスピアは観たのですが、ここまで違和感を覚えたのは初めてです。
舞台だと効果的な演出も、映画でやると唐突でビックリしたり…。なぜか、脳内で「これは舞台、これは舞台と思って見るのよっ!」と言い聞かせる自分がいて、どうも映画の世界観に入っていけませんでした。

プロスペローを女性にしたことによって、島の怪物キャリバンと擬似親子関係みたいなものが芽生えた瞬間が描かれていて、その子供を奴隷として虐げるのか!というモヤモヤも発生したので、余計に喜劇として見れなかったのかもしれません。

今度シェークスピア版を読んで、違和感の原因を探ってみたいと思います。

はい、愚痴はここまで~( ´ ▽ ` )ノ
後はウィショー君に萌え萌えしますよラブラブ

ウィショー君演じるエアリエルのシーンだけは違和感が無かったのは、萌えの成せる技、だけではないと思います。
表情が凄いです。
幼子みたいにプロスペラを慕ったり、善悪の基準が無いから平気で酷いことをしたり、妖精らしく表情がくるくる変わります。

プロスペラに、「早く解放してよ~」と言っておきながら、過去の恩を持ち出されていじけちゃうところとか、凄く可愛い照れ

歌も、聖歌隊の少年のような、女性のような、中性的な声で、とても魅力的でした。
ずっと流してたら部屋の空気を浄化できそうw

あと、思いっきり腐った視点で申し訳ないのですが、エアリエルがハーピーに変化した時、胸が付いてたのがすんごい気になっちゃいましたσ(^_^;)
女性でもない、男性でもない絶妙なお姿に!
でも声は、悪魔みたいに骨太で、敵を脅しているんです。
ほんと、生きた妖精だわ~、と思いました。

シェークスピアは、演出によって全く違った捉え方ができるのが醍醐味だと思うので、この作品が良いとか悪いとかじゃなく、単純に私と合わなかったんだと思います。
でもウィショー君のいろいろは可愛いし、貴重な歌が聞けるし…。
DVD買うかどうかは、保留です~( ´ ▽ ` )ノ