「ブライト・スター(Bright Star)」 | 彼方、英語勉強中

彼方、英語勉強中

最近、イギリスとアメリカで活躍している俳優のJohn Barrowmanさんのファンになりました。
映画、好きな本(村山早紀さん、有川浩さんなど)、音楽(斉藤和義さん、岡幸二郎さん)などについてとりとめもなく書こうと思っています。

はい、これもベン・ウィショー君が出てますσ(^_^;)

イギリスの詩人、ジョン・キーツとその恋人の物語です。
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最初、キーツの彼女役の「ファニー」がツンツンしすぎてて、ちょっと好きになれなかったのですが、あれだけ強い女性でなければキーツを支えられなかったのかもしれないと思いました。

本編は、全編を通して美しい映像で彩られています。
豪華さはないけれど、ささやかな窓の光や庭の花々が美しくて、キーツの詩にぴったりだと思います。

ウィショー君も、歌ってくれたり、猫を構い倒してくれたり、髪に花を飾ってくれたり、色々な表情が見られます。
弱々しいのに、どこか芯があって男らしさもある、そんな役を繊細に演じていました。

でもね~、キーツって25歳で死ぬことが分かっているので、余計にその幸せな日々に翳りが見えるのが怖くて怖くて。
幸せなシーンが少女漫画のように順調にいけばいくほど、やって来る不幸に対して身構えてしまいました。

でも、もう死ぬだろうと思いながらイタリアへ療養に旅立つ前の日のシーン、特に素敵だと思います。
ファニーとおでこコッツンコして、囁き合うの。
指を絡めて握り合って、離れがたい様子で。
私がファニーだったら、絶対にキーツを1人でイタリアなんかに行かせないと思いました。
裁縫でも何でもして、金を稼いで付いていく!
まあ、時代が時代だから、女性が表立って稼ぐことはできなかったのでしょうけど。

すごく悲しい物語ですが、優しさに溢れた美しい映画なのでぜひご覧ください照れ