助成金騒ぎ。 | カンガルーマムのスクラップブッキング日記

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スクラップブッキングの材料屋、Kangaroo-mum (カンガルーマム店長の日記です。

ちょっとやりたいことがあって、県の助成金を申し込みました。

 

そんな助成金がある、と存在に気がついたのが申込締め切り日の前日だったので、書類の作成もバタバタでした。

 

実は?私、体は大きいですが気が小さくて、新しいことに踏み出すことに対してとても躊躇するタイプなので、締切日に書類を作りながら、「何時までに書類を持っていけば間に合いますか?」という電話をするだけでも、ドキドキしすぎて受話器を持ったり置いたりしながら1時間くらい迷ってました。

 

電話で聞いた担当の人の名前を間違えないように、頭の中で繰り返しながら書類を持っていき、受付で「○○(担当)さん、いらっしゃいますか?」と聞いたら、「その前に、あなたのお名前を伺ってもよろしいですか?」と言われ、自分が名乗ってなかった事に気がついて倒れそうな気分になりました。

 

その後、書類が一部そろっていなくて、追加の詳細書類が必要になった時、周囲の人がたくさんたくさん助けてくれました。

 

現地調査で不利にならないよう、きちんとアピールすべきことを教えてくれた人たちもいました。

 

プレゼンの流れや、芯となる部分を、一緒に考えてくれた人もいました。

 

プレゼン前、緊張しすぎてカチンコチンな私の気持ちをほぐそうと、室内の様子やこのプレゼンでアピールすべき大切なことなど、たくさんたくさん話しかけてくれた方がいました。

 

こんな、助成金のための一連の流れは、「起業家」って言われるような、ガンガン前に向かって頑張れる人なら、普通にできること、楽しみながらできることかもしれないけど、私のような地味起業家には、ひとつひとつが泣きそうなくらい怖くてしんどいことでした。

 

いい経験をした。

 

ダメでもそう思える。

 

プレッシャーで、4キロやせたし。

 

プレゼンが終わって、そう思ったとき、本当にすがすがしい気持ちになりました。

 

助成金もらえなくても、頑張って資金作って、ぼちぼちでも、やりたいこと、やろう。

 

そう思った矢先に、審査に通りましたよ、と電話をもらいました。

 

助成金といってもそれほど大きな額ではないし、使い道に制限はあるし、自己負担するお金も多いし、やりたい、とはいってもわからないことだらけだし、これから大変なことは大変なんだけど、私を応援してくれた人たちの気持ちにこたえ、お返ししていくためにも、頑張らないとなぁと思っています。

 

もちろん、ショップ、カンガルーマムも今まで通り、きちんと運営のつもりです。


新しいチャレンジについて、また、みなさんにご報告できるようになりましたら、改めてお知らせさせていただきますね。


今の気持ちを忘れないために、とりあえずこの場で記録に残してみました。