【過去に下書きしたまま放置していた記事を復刻 2 】2019年頃の下書き。
なんか、最近また動物虐待の事件が多く発生しているそうですね。
ターゲットにされるのは弱いどうぶつ達。
卑怯な人間は普段からワルで通ってる連中ではありません。そういうヤツもいるだろうけど、立派な肩書きを持っている者から親や教師や社会に恨みを持ってるひねくれた者まで幅広い。
卑怯な者たち。
最近はSNSとかで動画が拡散されて、それをテレビで報道されたりするもんだから、以前より一般の方々が目にする機会も増えていると思います。
こないだ、たくさんの猫を殺害したと言っていたヤツの毒牙にかかった子の中には飼い猫ちゃんもいたそうです。
家に侵入して拉致って行ったのか、たまたま脱走してしまったところをやられたのか、出入り自由にしていて捕まってしまったのか、詳しいことは知りませんが、こんな極悪非道な人間が跋扈している外の世界に愛する猫ちゃんを出すのは危険でしかないと思います。
よく耳にするのは「家の中の世界しか知らないなんて猫がかわいそう」とか「猫だって自由に生きる権利がある」とかいうもの。
地域によって違いがあると思いますが、大阪市内(特におガラのよろしくない地域)に住んでいる者からすると悪鬼羅刹が跋扈する外界に愛する子を出すという行為は非道でしかないと思っています。
元々外で暮らしている子達もターゲットにされていますが、そんなとこにわざわざ愛猫を悪魔に提供してどうするんだって思います。
猫はもう長い間、人間のパートナーとして暮らしてきました。今さら野生になれということこそ勝手な発想です。いま野良猫としてお外で暮らしている子達は元をただせば飼い猫から派生した子達ばかりです。元々野生の子なんていません。
猫のことをいじめるやつらも含めて人間がそうさせたわけですよ。
いま全国でTNRの活動をしてくださっている方がたくさんいます。その多くは野良猫にいてほしいなんて思ってません。
繁殖制限をすることで、不幸な思いをしている子達をその一代で終わらせて、みんなおうちの中で暮らせるように、というふうに頑張っています。
ここでも何度も触れていますが、自分たちの地域は元々野良猫が多く、シーズンごとに仔猫の泣き声が聞こえ、たくさんの子がクルマにひかれ、病で死んでいって、残った子達がまた仔猫を生んでいく、という悪夢のループでした。
自分たちのグループと他のグループのみなさんでTNRをしていった結果、猫の数が目に見えてわかるくらい減っています。
まだまだ、たくさんの子がいますし、先日はこの地域のボス猫が事故死してしまったりと不幸な出来事もたくさんありますが、以前に比べると全然よくなっています。
地域で取り組めばきっと町の景色は変わるはずです。
「害獣」とか言って虐待するやつらは実際に存在します。彼らのことは病気だと思ってます。
世の中には「社会が悪かった」「政治が悪い」「育った環境がよくなかった」「そうなった原因は子どもの頃にイジメを受けたから」「暴力を受けて育ったから」などと加害者を擁護する人たちが存在します。
残念ながらそういうのは一切関係ないと思ってます。
弱いものイジメするヤツを擁護する必要なんてまっまくないと思ってます。
不満があるなら怖い職業の方々の事務所に殴り込んでくれ。