タロットはやっぱり面白い | 観心の手のひら

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そこから伝わってくる物語や、観心が感じた日々の事、つらつらと書いています。

昨日、友達の事を占った。

彼もいるので一緒に読んでもらった。

※彼は魔術師(手品師ではない)でこれだけ読むと怪しさしかないが、海外に本部のある魔術結社で学んだ相当イカれたガチの人。

タロット占いもするので今回彼の持っているカードで占ってみた。


宣伝もしておこう。

彼のHP


彼の使っているタロットはメジャーではない。

正直女子は苦手な絵だ。

色も暗く絵柄はもっと暗い😅


しかし、それは置いといて。


タロットは小アルカナのスートを訳すと数札、コートを訳すと人物札(その中に聖杯、金貨、剣、杖がある)大アルカナは21枚。

大アルカナは大宇宙、小アルカナは小宇宙とも言われている。


詳しい事を言い出すとキリがないので省略!


一枚引きをしてみた。

(タロットやカード占いにはいくつものスプレッド(展開方法)がある)


彼:「タロットには象意とシンボルがあり、それをカードから無限に読み解けるので一枚引きでもかなり読めるよ」


私:「ではなぜスプレッドがあるの?」


彼:「占う人間がフリーダムに引き続けるのもありだけど、ある程度意味付けをして数枚引いて読むのもありだよね」


こんな感じでレクチャーを受けながら一枚引き(ワンオラクル)をしてみた。


出たカードは金貨の5


金貨は四大元素の中では土を表す。

土は人間に1番近く大事。大事なのは「金」だよね!

今も昔も世知辛い😅


数字の5が表す意味は「変化」


カードの意味だけだと


「変化の時、お金や社会的に何かを得る為に動くのかな?」


とも読める。


しかし、カード占いは面白くてタロットだけでなく私が使う花札も絵柄から読み解く事が出来る。


絵柄から自由に読み解くのも可能だが、やはり元々の意味から派生したものであるのは変わりない。

ただ、読みが深くなったり広がったりする。

これは質問によっても変化する。


鑑定の事をセッション(音楽的には即興演奏を表す)という時がある。

依頼者さんと占い師の間での即興演奏。

言葉のやり取りから生まれる解釈の合致。


上手くハマると気持ちがいいからセッションって言うのかも。

これは対面鑑定や電話鑑定、チャット鑑定等、リアルタイムで観る場合に限るけれど。


話を戻す。


絵柄を見ると


酔っ払いが群衆を眺めているように見える。

どの人物を依頼者と位置付けるかでも結果は変わる。

今回はこの酔っ払いを友人と仮定(他意はないよ!)。

この酔っ払いはよく観ると裸足だが身なりは綺麗。

まだやり直すチャンスを窺っている。

群衆は希望へと進んでいる。

しかし、そこには影が付き纏う。

その影が怖くて近付けない。

彼は色んな経験をして今こんな状態になっている。

その経験こそが次への「変化」への糧になる。

だからこそ、勇気を持って「変化」を受け入れる、「変化」へと動き出す。


こんな物語を一枚のカードから読んでいく。

(ほぼ、彼の言った事を書いた😆)


友人の現状を加味し、そこから読める事を本当に短く書いて伝えた。


タロットやカード占いは物語を作る、読み解くツールだと思う。


物語は無限だ。


タロット面白いなぁと改めて思った。


そして身内贔屓ではなく、彼の知識とセンスは抜群に素晴らしいので彼の占いは本気でオススメする。


Twitterでは馬鹿な事を呟く事が多いが、魔術や占いは尊敬に値する。


私はとんでもない人とお付き合いしているんだなぁと今更ながら思った。


因みに私も鑑定しているので宜しければ利用してね。

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