もしも来世が
蛙に生まれ変わったとしたら、
私は蛙生も楽しんで生きるだろう。

きっと蛙である事に誇りを持ち、
その命を精一杯生ききるだろう。

もしも来世が
蛇に生まれ変わったとしたら、
蛇生も楽しんで生きるだろう。

きっと蛇である事に誇りを持ち、
その命を精一杯生ききるだろう。

もしも来世が
ゴキブリだったとしても、
ゴキ生も案外楽しんでそうに思う。

きっとゴキである事に誇りを持ち、
その命を精一杯生ききるだろう。


ていうことは、
何に生まれ変わっても
どんな姿形をしていようとも、
私が私である事に
何も変わりないのではないか。

私は私である事に
満足している。

それって
素晴らしい事だ。


その命を全うして天に還る時、
私は興奮を抑えきれずに
こう神様に言うだろう。

「すっごく、
最高に楽しかった!!!!」

ドキドキわくわくが止まらない私は、
一息つく時間も勿体ないから、

「また次行ってきまーす!」って
地上へ思いっきりダイブするだろう。

このワンダーランドが
面白くって!