先日、モコの通う
特別支援学校の高等部の
入試がありました。

最重度知的障害のモコも、
いよいよ春から高等部。
(受験に受かったら、の話。)

受験生になった今年度の春、
秋頃から説明会や願書提出など、
忙しくなると聞いていた。

同じ学校の高等部に進むけど、
他の受験生と同じように
きちんと手続きを踏み、
入試もあるとの説明を受ける。

秋になると予定通り、
入学説明会と個別面談があり、
1月末に願書を提出、そして入試の日。
これらの手続きは当然
子供だけでは出来ないので、
保護者が動くことになる。

入試の日は、
親子で参加する全体説明会の後に、
親子それぞれ別の場所で、
本人は筆記試験と運動テストを受け、
その間保護者は面接となった。

まず、学校に到着してから
車から降りた段階で
既にやりたい放題。

秋の入学説明会の時は
あんなに落ち着いて
座っていられて感動したのに、
あの日は何だったのだろうか。
(↑遠い目)

全体説明会の後、
子供たちだけ別会場へ移動する時も、
担当の試験官の教師が来るなり、
モコはウキウキ楽しそう。

試験官に対しても
遊びたい素振りだったので、
そのまま抱っこされて
連れて行かれる始末。笑

全ての試験が終わり、
試験官からテストの報告を受けると、
筆記(モコは型ハメ)も
着替えもボール投げも難しく。
別のカリキュラムで
ひたすら校内を歩いていたそうだ。

完全にアウトじゃないか!笑

こんな状態で
高等部に行けるのだろうか?
留年したら中学部から
またお願いできるように、
先生に頼んでおいたけど、
(↑絶対ムリ)
合格できることを祈るばかり。


合格発表は、発表日の当日、
校舎昇降口に貼り出される。

もし紙に、
モコの受験番号が書いてなかったら、
マジックでモコの受験番号を
こっそり書き足しておこうと笑、
先生にも宣言しておいたのだけど‥







ありました、22番!

これでようやく無事に、
春から高等部。

こんな小さなモコが
(体格は小学生低学年、
運動能力は3歳くらい、
知能は1歳前後、
力だけは中3男子。←キツい)
もう高等部なんて。

いよいよ、3年後の
卒業後の進路に向けて、
動き出すのだ。

離れるときが、近づいてくる。