片付けを終えなにも無くなった楽屋にて
千秋楽終わって片付けを終えると急に疲労が押し寄せてくる。
アドレナリンですかねー。ばちばちに尖らせてたアンテナが急にへにゃっとなるんでしょうね。(擬音が多い)
稽古場では戸惑いや不安もありましたが、オペラという空間に自分が存在できたこと、またとない経験となりました。このような機会を頂き有難い限りです。
改めて歌の力、声の力の凄さ、素晴らしさを肌で感じました。
生の素晴らしい歌声をずっと聞いていたので自分もあんな声が出るのではないかと錯覚してしまう位です(出ないけど)
ソリストの皆さんも合唱団の皆さんもお優しくてご好意に甘えてばかりでした…
オペラの現場に不慣れな自分に教えて下さったり仲良くしてくださり感謝、感謝です。
今回アンドレア・シェニエを演るにあたり、花組公演の「愛と革命の詩」を見返しました。
以前観劇していたのですが、やはり自分が関わると見え方が変わり楽しかったです。
オペラと同じ空気感を感じる場面もいっぱいあり、宝塚版ミュージカルとしてドラマチックな所もあり…うーん両方すてきだな
星組さんのこうもりもオペラの演目観劇するのが楽しみです!
アンドレア・シェニエご観劇下さいました皆様、ありがとうございました‼︎
初日の19時公演中に熊本地震が発生致しました。
奇しくも2011年の3月11日もロミオとジュリエットの公演中でした。
5年前、予期せぬ災害に不安や戸惑い、公演をしていて良いのであろうか⁇という迷い、疑問、混乱。色々と感じました。でも最終的に残った思いは「今自分ができる目の前のことを迷わずに精いっぱいやる」
今もその想いを感じ公演をしておりました。
心よりお祈り致します。