クリスマスに観てきた舞台はこちら。
そして2016年最後の観劇。


Faber&Ludens 第二回公演

『HOME AND BEAUTY』

ストーリーは、
​戦争によって夫のウィリアムを亡くしたヴィクトリアは、夫の親友であったフレディリックと再婚をしていた。しかし、戦死したはずの夫が生きて二人の元へ帰ってきた…。

戦争のもたらした悲劇を、あえてユーモアと皮肉の効いた英国的喜劇に仕立て上げ、第1次大戦直後のロンドン、そしてニューヨークでも大当たりした作品だそうです。

原題は『HOME AND BEAUTY』。
アメリカ上演の際『夫が多すぎて(Too Many Husbands)』に変えられたそうです。『夫が多すぎて』というタイトルは知ってたけど、そういうことだったんですね。まだまだ勉強が足りない…。

W・サマセット・モームの毒がたっぷり詰まった傑作喜劇。

​出演者(敬称略) 
瀬戸ゆりか
鈴江幸市
菅野周平
いでつあやこ
馬場史子
​鷹巣遥奈
浅見優佳
朱哩
中島慎之介
寺本晃輔

作:
W・サマセット・モーム
​翻訳・演出:
寺本晃輔
​​企画・製作:
Faber&Ludens

劇場:東演パラータ
下北沢駅西口「南側」より徒歩約15分

あやこさんが丁寧に道案内をくれたんだけど、とにかく住宅街を15分強歩くので、「本当にこんな住宅街に劇場なんてあるんだろうか」「道案内を読み間違えて、この道じゃないのかも」と不安になるような場所にある劇場でしたあせる。たどり着いて良かった。

方向音痴なので早めに行ったら、早めに着きすぎ(笑)、寒かったしどこかに入りたいと思ったけど、特に何もない…と思っていたら劇場の前に喫茶店があったので助かった…。マックのコーヒーの5倍以上価格で想定外の出費だったけど(笑)(笑)(笑)、コーヒー美味しかったしサービスで出してくださった一口のチョコケーキが美味しかったので満足ニコニコ

休憩無しの2時間15分。三幕で構成されている舞台。
主役のゆりかちゃんと(昨年の夏の舞台で別班だったけど一緒でした)、最初の夫と2番目の夫役の方はでずっぱりでしたが、他の方は、一幕の最初のみ、とか三幕の終わりの方だけという感じの出番でしたが、どれも重要な役どころ。テンションキープ大変だったろうなぁ。

悲劇だけど喜劇。第一次世界対戦が根底にあるので、考えさせられる事がいっぱい。時代や国の背景を知ってないと難しい作品でした。はい、私色々勉強が足りてないあせる

ゆりかちゃんも、ゆりかちゃんの母を演じた、あやこさんもさすがの演技力で素敵でした。