1発でよくなる症状と時間をかけてよくなる症状の違い 後編
こんにちは！お待たせしました！今回は後編の記事です！前編の続きなのでよろしければ前編をご覧になってから後編も読んでください！と言いつつ『待ってないわ！』と突っ込まれそうでビクビクしてるジパングの院長です！
後編もよろしくお願いします。それではいきます！
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人間の身体は急激な変化を嫌います。急に変化しない様に身体は調節をかけているわけです。それを東洋医学的に説明すると、
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東洋医学の五行の説明
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東洋医学の五行というは「木、火、土、金、水」といって５つに分類されています。それぞれ「木には肝、火は心、土は脾、金は肺、水は腎」みないな感じで仲間分けされています。
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季節も配当されていて今は冬から春に変わる時期で、五行でいうと「水の腎」から「木の肝」に変化していきます。
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木の肝は外へ外へと成長していき、いろんなものが動き出すみたいな意味もあります。（春はそんな時期でしょ？）身体の中で病的な木の働きは、「動きすぎる」とか「破壊したりする」ので、外へ飛び出す『ヘルニア』とか『アトピー』とか、破壊する『自己免疫疾患』とそうゆう風に西洋医学的病名も東洋医学で説明できるわけです。
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季節が変わる時に人間の身体の変化します。結構変わるので身体は急に変化したらしんどいわけです。そこで変化を緩やかにする『土』が登場するわけです。（土は脾のやつね）
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土は自律神経では「副交感神経」といって血管を緩ませる働きがあります。（リラックスさせる方の神経）。緩ませる事で血管が急に変化しない様にクッションの役目を果たしてるわけです。
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だから季節の変わり目は『土用』というのです。元々血管が緩くて副交感神経優位の人（アレルギーとかある感じの人）が土用で更に緩くてなれば余計しんどくなったりします。「季節の変わり目に体調崩す人」ですね。逆にいつも緊張して血管が収縮してしんどい人は土用に楽になります。（この辺の話は東洋医学教室でもっと詳しくやるのでよろしくー宣伝です笑）
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話がめちゃめちゃそれてしまいましたが、要するに何が言いたいのかというと、人間の身体は急に変化させない様に働いているわけです。だから病位が深いものを一瞬で治せるわけがないのです。
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人間の身体の中で1番多い細胞の赤血球も生まれ変わるのに4ヶ月くらいかかるし、骨折が治るのも数ヶ月かかったりします。骨折がゆっくり治る様に身体もゆっくりです。
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病位が深いということは体質を変えていくという作業になるので時間が必要になってくるわけです。
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でも逆に考えるとすぐに慢性的な病位が深くならないとも言えるわけです。ジワジワ病位が深くなっていくわけです。自覚症状がある人もいればそうでない人もいます。
その気づけない部分に気づくというのも治療家の仕事の一つですし、病位が深くなる前に治療しとくというのもとても大事なので、たまにのメンテナンスも大事ですね。
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（段階を経ないで一気に悪くなるものもあります。雪山などでの循環器を冷やす程の冷えとか、交通事故とかめちゃ強い毒はいきなり深くなります。）
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話をまとめますと、病位をしっかりと見極めて、1発で取れるものは確実に取って、時間をかけざる得ないものはしっかり設計図を描いて治療していくことが大切なのであります。
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最後に。
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でも勘違いして欲しくないのですが、僕は1日でも1秒でも早く症状を良くしたいと思ってます。時間をかける必要があってもその中で最速で良くしたいし、今持っていける最高の状態にしたいし、悪かった身体に戻らないように前よりいい身体にしたいと思ってます。だから早めに治療するということが大切です。それがわかってるので東洋医学や鍼灸をより沢山の人に知ってもらいたいと思ってます。
東洋医学で世界を変えるというのはこうゆう気持ちもあります。
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僕も天才鍼灸師ではありますが、まだまだなのでもっともっと勉強頑張ります！長々と失礼しました。
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