BRIGADOON まりんとメラン | ヘーチンブログ

ヘーチンブログ

ブログの説明を入力します。

毎年恒例、夏のサンライズフェスティバル

幻の作品とまで言われていたあの「まりんとメラン」が、

2015年の今年、ついにオールナイト上映されます。

センエツながら、

そのトークショーの司会をさせていただくことになりました。

※ただいまチケット先行受付中(~6/28まで・一般発売は7/12~)



「まりメラ」の面白さがビジュアルやストーリー、

キャラクターにあるのはもちろんなのですが、

ちょっとマニアックに、スタッフの布陣に目を向けても、

いろいろ納得の発見があります。


監督は「ガオガイガー」の米たにヨシトモさん

脚本は、前の年に「今、そこにいる僕」「エクセルサーガ」という
後世に残る問題作を書き上げたばかりの倉田英之さん

メインの作画には木村貴宏さんまさひろ山根さん

キャラ原案として水玉螢之丞さんの登板が叶ったのは、
「まりメラ」世界誕生における重大要素の一つ。

横井孝二さんシンクポートさんの参加に、
モノマキアと「SDガンダム」の共通項を見出した人もいるのでは?

造形師には「タイバニ」「ガッチャマンクラウズ」の安藤賢司さん
3銃剣士のデザインに、そのセンスが色濃く反映されています。

各話の絵コンテに注目してみれば、
やまざきかずおさん高松信司さん大橋誉志光さん
谷口悟朗さん日高政光さん加瀬充子さん
など、そうそうたる顔ぶれ。

本当に失礼ではあるのですが、
ここにお名前を挙げることはできなかったものの、
お世話になったスタッフは、まだまだたくさんいます。

当然ですがスタッフの誰一人が欠けても、
今も皆さんに愛してもらえる「まりメラ」が生まれることは
ありませんでした。



「まりメラ」の製作時、特に印象に残っているもののひとつに、
やまざきかずおさんとのエピソードがある。

ファースト「ガンダム」では作監を務められ、
「うる星やつら」 「めぞん一刻」
「ぼくの地球を守って」 「ファイブスター物語」
などの監督としても有名なまさに業界のレジェンド。

打ち合わせの送り迎えをしたとき、
いろいろなお話を聞かせていただいた。

まだ映画が公開される2年ほど前だったが、
「ハリーポッター」をアニメ化したいと熱心に語られていたのが、
強く心に残っている。

「まりメラ」の世界観を本当に気に入ってくださって、
物語のターニングポイントとなる
11話「やぶれた傘、闇の雨」の絵コンテも
やまざきさんの手によるもの。

萌ちょ



近年、大病をされたと聞いていますが、
また同じ現場でお仕事させていただける日がくることを
心から願ってやみません。