便を出すという行為は生命の本質なのです。放熱から見えてくる治療の姿


自然な状態で迎えた死では、排便と排尿を済ませてから、この世を旅立っていきます。身体は命を支えるのに必要な水と栄養を最後まで使いきった後、最終的に余ったものを綺麗に排泄して天に帰っていきます。生まれてすぐに胎便を出し、死ぬ前にも排便をします。便を出すという行為は生命の本質なのです。

身体が機械のように、金属疲労をおこさずに、ずっと使い続けられるのは、常に細胞が入れ替わっているというのもありますが、もう一つ重要な要素として、溜まった余分な熱を外に捨て続けることができるからです。この余分な熱を捨てる働きが排便と排尿です。熱を出した時にする浣腸の働きのことです。

五臓六腑という言葉は、なにもかもがお腹の中にある。という意味です。大昔から排便の良し悪しが、生き物の健康度を左右しているということに気がついていたのでしょう。身体の内部がオーバーヒートしてしまわないように便をたくさん出すことが必要です。身体をよく動かす人ほど大きな便をしないと

日本とアメリカが戦争していた時、アメリカは便の量を調べることで、日本の兵力を知ろうとしました。その時便の量から換算してかなりの日本兵が潜伏してるとみましたが、実際は、ほんの数名で戦っていたのです。そうです、日本の兵隊さんは、大量の便をして、アメリカ軍の何倍もの働きをしていたのです。

当時の米飯中心の食事は、大量の炭水化物によって大量の便が出ていたのです。炭水化物は便の量を増やします。これが体内に入った様々な物質を排泄する役割をしていました。毎日身体を見ているとあることに気がつきます。それは年配になるほど肌が綺麗なのです。たくさん便をしていた世代です。

この地球はある一つの種族に占有されて、そこに生きる全ての生命が支配されています。それらの生命の主な役割は、その種族の為に養分(便)を作ることです。様々な生命が誕生しては消えていったわけはたった一つ。その種族に都合の良い行動ができるかどうか、それだけです。それが植物と動物の関係です。