広井先生と山崎さんの対談





19世紀に生きたラスキンらの思想や生き方を知ることは、コミュニティデザインの源流にふれるとともに、現代社会における学び、つながりのタネになる


便利、効率化、経済成長を優先、重視、志向した現代社会では、暮らしや仕事の中で多くの人たちが置きざりにしてきたであろう

"楽しさ、美しさ、健やかさとは何か?"


これらを問いかけることにもなる


ということが、ラスキン本を読んでから「ラスキン+」に参加してわかったことだ


とにかくおもろかった



広井先生が書籍のなかでも2000年ごろから提唱されている人類史上3回目の定常社会、心のビッグバン、地球倫理や生命についても、「ラスキン+」本会でも話題提供があった


今とこれからの時代について、広井先生によると、

「潮目が変わる時代を生きている」

「きっとおもしろい時代」

「拡大成長の後、山の頂上に登って、360度の視野が拡がったイメージかな」

上記の文献より作成


山崎さんのほとばしるラスキン愛と中世に生きた人たちの思想や人間関係などの超マニアックな込み入ったお話し、めっちゃおもろかった。


山崎さんやstudioLの方々、過去に催されたラスキンフェスティバルに関わる方々のおもいや熱量がぎっしり詰まった500部限定販売盤のラスキン本は必読書だ

わたしのようなラスキン初心者には入門書として最適!


「何を美しいと考えるか」ラスキン本より


不可視なものを見ていこうとするには、何が美しくて、どんなものが健やかなのか、を日頃から考えておかないといけないのではないか


それには哲学的思考やその手法として哲学対話が、子どもたちと接するなかでも、地域でのコミュニティづくりにも適しているだろう

上記の文献より作成




上記の文献より作成

現代人のこれからの暮らしや働きかたにもつながる中世のラスキンらが遺した生き方や思想を学んでいこうと思う


それらをまずは自分の子どもたちに残していきながら、地域の人たちとも続けている対話の場を通して少しずつ共有していきたい

わたしが豊かさについて思っていること



会場のインパクトハブ京都


インパクトハブ京都、至近のマチ中華のラーメン旨かった。