京都大学仲井崇洋です。こんにちは。
今回は面接についてお話させていただきますね。
新卒採用(いわゆる"就職")の場合。就職の場では、民間企業の正社員採用のほか、公務員試験や教員採用試験においても、殆ど全てにおいて面接が行われます(ただし非正規雇用で雇われる場合は電話先着順や書類選考だけということもありますね)。大企業では複数回面接し、最初の段階で採用担当者(人事部)が、最終面接では役員が面接に当たることが多いです。中小企業は直接雇用者が一度だけ面接をして決めることもありますね。特に国家公務員の採用試験では筆記試験合格後官庁訪問をして省庁ごとの数次の面接を受ける必要があります。
何人かの受験者と共にグループディスカッションを行い、時事問題等をテーマに話し合い、その発言や議論の進め方などを見て評価する手法もあるとのこと。ここでは、他者との関係をどう構築するかや、テーマへの参加に対する積極性、あるいは他者の意見を汲み取る理解力などが観察されています。テーマは採用される業務に関係しない場合もありますが、その多くでは新聞などで情報収集が可能な範疇とされていますね。
採用活動において「コミュニケーション能力」の重視を標榜する企業や官公庁も多く、就職試験の際に筆記試験より面接が重視されるのはもはや常識になっています。

経験者採用の場合は、職務経歴書と面接が重視されているようです。一部例外はありますが、筆記試験が行われることは比較的少ないですね。というのは、企業が経験者に求めているのは、入社直後からバリバリと実務をこなしてゆくこと、実際に期限内に具体的任務を遂行し企業の収益・利益に貢献すること、実行力で、単なる、「言葉による知識」だけでは全然役に立たず、ペーパーテストがあまり意味を持たないことが多いからなのだそうです。通常、面接では応募者の過去の実務経験、実績、修得済みのスキル、入社後に実行可能なこと等々が問答形式で確認されると同時に、書類だけでは現れにくい人格面・性格面も総合的に見極めるということが行われていますね。応募者の精神的な異常は書類審査の段階で明らかになることは比較的少なく、面接でようやく判明することが多いので、その点でも面接は重要となっています。
このように面接は何においても重要なものなんですね。
面接対策はしっかりしておいた方がいいと思います。
それでは。京都大学の仲井崇洋でした。