京都大学仲井崇洋です。こんにちは。「仲井崇洋の徒然日記」です。
今回お話するのは、サザンカについて。サザンカは、山茶花とも書きますね。ツバキ科の常緑広葉樹で、秋の終わりから冬にかけての寒い時期に花を咲かせます。この時期になるとよく見かけますね。野生の個体の花の色は部分的に淡い桃色を交えた白であるのに対し、植栽される園芸品種の花の色は赤や、白や、ピンクなど様々だそうです。童謡「たきび」(作詞:巽聖歌、作曲:渡辺茂)の歌詞にも登場していますよね。漢字表記の山茶花は中国語でツバキ類一般を指す山茶に由来し、サザンカの名は山茶花の本来の読みである「サンサカ」が訛ったものといわれるのだそう。
日本では山口県、四国南部から九州中南部、南西諸島(屋久島から西表島)等に、日本国外では台湾、中国、インドネシアなどに分布するそうです。
なお、ツバキ科の植物は熱帯から亜熱帯に自生しており、ツバキ、サザンカ、チャは温帯に適応した珍しい種であり、日本は自生地としては北限なのだそう。
サザンカ、綺麗でいいですよね。
それでは今日はこのへんで。京都大学の仲井崇洋でした。