こんにちは。京都大学の仲井崇洋です。
今日は、アポロ11号についてお話させていただきますね。
アポロ11号は、アメリカ合衆国のアポロ計画において歴史上初めて人類を月面に到達させた宇宙飛行ですね。
アポロ計画ではこれが5度目の有人宇宙飛行で、アポロ8号、アポロ10号に続く3度目の月飛行になったそう。また搭乗員すべてがいずれも過去に宇宙飛行の経験を持っているのは、宇宙開発史上これが2度目のことだったみたいです。
1969年7月16日、ニール・アームストロング船長、マイケル・コリンズ司令船操縦士、エドウィン・オルドリン月着陸船操縦士を乗せたサターンV 型ロケットはケネディ宇宙センター第39複合発射施設から発射され、7月20日、アームストロングとオルドリンは人類として初めて月面に降り立りました。コリンズ飛行士は、その間司令船で月軌道上を周回していたとのこと。
またこの飛行により、ジョン・F・ケネディ大統領が1961年5月25日の合同議会の演説で表明した「1960年代の終わりまでに人類を月面に到達させる」という公約(下のもの)が実現されました(1963年11月22日に没したケネディは、この公約実現に立ち会えていない)。

"I believe that this nation should commit itself to achieving the goal, before this decade is out, of landing a man on the Moon and returning him safely to the Earth."

「私は我が国が、この10年間(60年代)が終わるまでに人間を月面に到達させ、なおかつ安全に地球に帰還させることを約束する。」

1969年の今日が、アポロ11号が地球に帰還した日です。
では今日はこのへんで。京都大学の仲井崇洋でした。