じいちゃんは
発泡スチロールの会社の社長でした
とんでもない戦争体験もよく語ってくれる人で
地元を豊かにしようとしていたような気がします
最後は僕に
健のペースでいいからやりたいことをやれ
と言っていました
それが出来る世の中を作った1人なのだと
僕は思っています
まぁ色も好みましたが(笑)

ばあちゃんは
曲がったことが大嫌いでした
青梅の凄い土地持ちのお嬢様だったそうで
実家が文化財になってます
花が好きで畑もやってて
毎日おやつに塩のおにぎり3個出てきました(笑)
今思えばそれが戦後子供に
腹一杯食べさせたいって思いの名残りなのかもなと
優しいけど強かった
あ、よくへそを曲げる人でした(笑)

母上は
約束を破るのが大嫌いですし
『仏の顔も三度まで』って言われて
4回目は立場関係なく立ち向かえ
って言われたもんです
目上だろうが関係無く立ち向かいます
最近もそんな感じで
こりゃそのうち俺が菓子折り持って行かなきゃなぁ
って思ったくらいですが(笑)
あの人はあれでいいんです
最大最強なんで

おやじは山村さんです
山村健司郎でした7歳まで
腕と力があって誰かのピンチには飛んでいく
歌が上手い
まぁいろんな面で自分そっくりな人ですが
腕も力も使い方を間違えた人
きっと俺も山村にいたら…今頃は…
そんな、惜しい人です


全部の要素を持っています
そんな俺が早野を背負って思う事は
『力を正しい事に使う事』
『間違いは間違いと言ってあげる事』
『その為にいろんな立場を理解する事』
『その上で片寄らず公平に俯瞰で判断する事』
『女で人生決めない事』
『金に踊らされない事』
です


これによって今の自分が貧乏だろうと
たとえば女がいなかろうと
俺には大して意味がありません

自分が持つ音楽の力を正しい事に使う為の努力
まぁショートムービー作るのもそう
正しくありたい

根が深いとゆうか
これは変えられないとゆうか
それがわかんない人に割く時間も労力も
無いっつーか
まぁ
これを苦労と思う人はお断りって事ですかね

先祖の生き様から来る家訓のようなものなので


自分が公明正大だとは思わん
何でも使い方が良いだけで邪悪な力でもあると思ってる
けど判断は常に早野家の生き様に従い
正しくあろうと努力をする
それが
早野として産まれてきていない自分が
早野を背負うとゆう事であると思っている

義である

早野への義が
俺の正義である

それを貫かせてくれる人が現れたら
間違いなく結婚するだろう

容姿だなんだはマジでどっちでもいいかな(笑)


だからこれ以上
同情や心配から始める事は

辞めようと思う←



そう気づいた昼下がり



あー、良い天気。

またね!!