グレンデール売春婦像撤去誓願・ホワイトハウス署名活動の件、最近盛り上がりを見せているようですね。これについては、つい最近まで発言を迷っていたのですが、意を決して述べさせて頂きます。少々長くなりますが、どうか最後までお付き合い下さい。

先ずもって申し上げたいことは、
貴方が電子署名されたメールアドレス・姓名が、ホワイトハウスに「厳重に保管」されると云うことです。何だそんなことか、俺はイスラム過激派でもコミュニストでもないから別に構わないよとおっしゃるなら結構です。

それでもまだ申し上げたいことは、
現在は、武器を用いての戦争ではなく、「国と国」さらに「組織と組織」の間での熾烈な情報戦・諜報戦の時代です。私たちの個人情報も当然にその対象です。言い換えれば「意図を持った集団」が、私たちはおろか、家族の情報(クレジットの利用明細、通販の購入履歴etc..)まで奪い兼ねないということです。

一つ例をあげさせて頂きます。青山繁晴氏著「王道の日本 覇道の中国 火道の中国の」第2部7節「ハッキングされたアメリカ」より抜粋。
人民解放軍のサイバー部隊は、見方によってはアメリカ軍のサイバー戦闘能力を上回っている。これは私が言うのではない。当のアメリカ軍の高級将校が皮肉っぽい口調で言う。「うん、なにせペンタゴン(国防総省)のゲイツ国防長官のデスクトップパソコンに中国軍と思われる侵入者がハッキングに成功して、幸いに、早めにそれが分ったから、慌てて電源を切って、大した被害は無かったけどね。やられたよ。」”(注釈:一説によればデスクトップに、People’s Liberation Army(人民解放軍の英語名)がデカデカと記されていたとも言われています)
これは、北京オリンピック前の出来事です。個人はおろか堅牢なアメリカのセキュリティに、如何に中国(解放軍サイバー部隊)の魔手が伸びているかという、一つの例です。興味があられる方は著書をお読み下さい。

話しは逸れますがついでに申し上げます。諸説紛々の「スノーデン事件」
今一度、経緯を振返ってみましょう。今年の6月3日、米ワシントンポスト紙や英ガーディアン紙の報道よって、米政府のネット・電話の情報収集プログラム「PRISM」の存在が取り沙汰されました。そして6月9日には、スノーデン容疑者自らがリーク元であることを、顔と実名を出して公開。ガーディアン紙がWebにインタビューを掲載しています。
一方、米中では重大な局面も同時進行されています。6月7日~8日、カリフォルニアでのオバマ大統領と習近平主席の首脳会談。内容は、オバマの「中国よサイバーを何とかしてくれ」、習近平の「太平洋を半分よこせ」に集約出来ると思います。6月9日にスノーデンが顔出し実名に切り替えたのは、「オバマが中国の人権問題や米国へのハッカー行為を非難した」直後だったのです。
伝え聞いたところによりますと、カンペを1時間以上ガン読みの習近平に対して、ヒスったオバマはワシントンへの帰りの飛行機の中で30分以上も延々と安倍総理に愚痴ったと伝え聞いております。安倍サンのそうですか、そうですかと頷く顔が眼に浮かぶようです。
どうですかスノーデン事件、色々言われているようですが、私は、真相はこれに尽きると思います。世界の情報戦・諜報戦は魑魅魍魎・百鬼夜行の世界なのです。

話しをホワイトハウス署名活動に戻しましょう。テキサス親父と相互支援関係にある「なでしこアクション」の代表者、山本優美子さんは、どうやら「在特会」の元事務局長のようです。在特会が如何なる存在であるかは、改めてお話しする必要は無いですよね。

興味あるブログを見つけました。
<2013-11-05 夕刊フジ、又もレイシスト団体「なでしこアクション」推し>
『毎夕毎夕駅売店で韓国・中国に対する敵意を煽る夕刊フジ。羊頭狗肉と評したのは東京新聞特報部でしたが「元在特幹副会長・桜ゆみこ」こと「なでしこアクション代表・山本優美子」氏を 「40代の主婦」などと普通である事を強調して持ち上げているのですから羊頭狗肉を通り越して犯罪的ですらあります。」 
URLは、http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20131105

また、私たちが愛国の一心で起こした行動が、思わぬ結果を生んでもいます。
<【慰安婦】「極右団体なでしこアクションがメール攻勢→逆効果無関心のNY議会が『日本、少女20万人を性奴隷に』非難」…韓国紙>
内容はご自身でご確認ください。
 URLは、http://news.hareplace.com/2nn/135/1359730334.html

以上、長々と述べました。皆さんもご周知の通り、パククネ大統領は中国寄りの政策をとっております。しかしながら両国は、有史以来、日韓併合まで冊封体制下の宗属関係にあった歴史的事実もあります。私たち日本人には、俄に信じ難い「深いつながり」があるのです。
人民解放軍サイバー、緊張を増すアジア情勢、なでしこアクション、在特会、中韓関係と思いのままを述べさせて頂きました。海の向こうの韓国ロビー活動は本当に困ったもので、止めて欲しいものです。しかしながら、請願が10万集まったとしても米政府の審議を経なければなりません。さらに合衆国住民に利害がなければ、審議もしない可能性もあるのです。(前述の通りメール抗議が逆効果になった苦い経験もあります。私たちが直接関与出来ない事に対して、大切な「個人情報」を早々に差し出して良いものなのか、今一度考えてみようではありませんか。
未だ未だ調べ尽くしていない点があるかもしれません。気付き次第、追ってご報告させて頂きます。