こんにちはニコニコ

京都サロンの長田です音譜


最近、子どもの発達について

考えたり学んだりする機会が増えています。


1つ目


2月20日に開催された

「子どもの発達を知る会」です。

たくさんの方に参加いただきましたアップ


様子はこちら

子育てサークル『いっぽの会』学院長 渡部信子による講演会『発達を知る会』がありました。


魔女のひとりごと

子どもの発達を知る会@京都


内山の報告を聞き

当日、健美サロンで受付をしていた私は

「私も聞きたかったなぁ~」

と残念です・・・


そして、2つ目


個人的なことなのですが

先日、私はお休みをもらって

年中の息子の「表現発表会」を

見に行ってきました。


1年に1度の「発表会」。


我が子の成長だけでなく

0歳から知っているお友達の成長も感じ

とても楽しい時間でした音譜


内容的には、年中さんにしては

幼いかな~なんて思っていましたがあせる


年少さんでは

息子や友達含め

「恥ずかしい・不安」だから「ふざける」

だったので、先生の声かけが必要でした。

ところが年中さんでは

「恥ずかしい・不安」だけど「頑張る」

ことが出来たので先生の声かけはありませんでした。

心の成長を感じましたアップ


その後に開かれた懇談会メモ


終わったあとに園長先生からお話がありました。


「来年度から、表現発表会は中止し

  リズム運動発表会へ形を変えます」


その理由は

「1年を通して体づくりをしていきたい」

といったものでした。


50年以上の歴史がある保育所。


昔は、役があり衣装をきて背景を用意し

一般的な言語中心の「劇発表会」をしていたそうです。


でも

子どもたちにとって必要な力になるのか?

その姿が、保護者に見てもらいたいものか?


とのことから、題材を決め、みんなでイメージし

ダンスや歌を使い、体で表現する「表現発表会」へと

形をかえていったそうです。


ところが、

子ども達を取り巻く環境が変わり

生活や遊びが変わり、

子ども達の体が変わってきていることで

同じものをイメージして「体」で表現できない

指示に対して体が反応しない

などなど、難しさも出てきたそうです。


「指示に対して体が動かない」

というのは、例えばダンスの中で

「指先までピッと伸ばして」と声をかけたとします。


昔は

「そこまで気がついていなかった」

ので気がづくことで体が動き指先まで伸びたそうです。


でも、今は

「手のひらがひらかない」

だから気がづいて、本人は伸ばしているつもりでも

体が動かないので指先まで伸びないとのことなのです。


そして、小学校の先生から

発表会でついたはずの力が学校で活きていないことや

体力や心身のコントロールの力の低下を指摘されるそうです。


そんな中

「言葉の発達のもととなるイメージをする力」よりも先に

人間としての基礎・体力づくりをしていかないと

いけない時期にきているのではないか?

リズム運動を1年間通して取り込みことで

自分の体を知り、使って動く心地良さを知ってほしい。


とたくさん、たくさん話合われた上での

決定だそうです。


来年度、

年長を迎える保護者の1人としては

「発表会」という非日常の取り組みの中で

役を選び、なりきるドキドキや

友達と一緒につくり上げる楽しさ

心が揺れたり

それを乗り越えたり

そんな姿をみてみたいと思います。


でも、子どもたちの未来のためには

必要な取り組みだとも感じています。


子どもたちの体と真剣に向き合い

どうにかしようとしてくれる先生の姿を

応援したいと思います。


そして0歳児から年長に向けて

長期計画で体づくりをしていくことで

子ども達に体力がつき

コントロールする力が育ち

いつか、また「表現発表会」として

復活する日がくることを願っています。


トコ助産院でも

まるまる育児クラスやらくらく育児クラス

月齢に合った身につけて欲しいことをお伝えしています。

また、子育てサークルいっぽでは

3月3日に「ひなまつりDE運動あそび」を

開催予定です。


ぜひ、お越しいただき

お子さんの体について一緒に考えましょう。