インドヒマラヤ旅日記シリーズ

 

1. 日本人が忘れていたもの  〜神様と祈りとヨガ 〜
2. 北インド 旅の食レポ
3. カルチャーショック 町あるきと交通事情

 

▼前回までのブログ▼

インドヒマラヤ旅日記 日本人が忘れていたもの 〜神様と祈りとヨガ〜1

インドヒマラヤ旅日記 日本人が忘れていたもの 〜神様と祈りとヨガ〜2

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インドヒマラヤ旅日記 日本人が忘れていたもの 〜神様と祈りとヨガ〜5

インドヒマラヤ旅日記 日本人が忘れていたもの 〜神様と祈りとヨガ〜6

 

 

今日は、ヨガや瞑想についての学びに触れます。

ポイントとなる出来事は5つ。

 

1. ガンゴトリーでのプージャ

2. スワミジとのサットサンガ

3. 誰とも話さずに静かに過ごすモーナの日のジャパ瞑想

4. チンマヤミッションの施設 [TAPOVAN KUTIR] での体験

5. ヨガの教典[サーダナ・パンチャカム]の学習

 

昨日2.まで書いたので今日は続きを書こうと思います。

 

 

 

 

3. 誰とも話さずに静かに過ごすモーナの日のジャパ瞑想

 

 

 

モーナの日は、1日中誰とも話さずに過ごします。

まずは10人のメンバーを2グループに分けます。

瞑想ルームで1時間ずつ交替でジャパ瞑想を行います。

 

ジャパ瞑想というのは、心の中でマントラを唱え続ける瞑想法です。

私が過去に行ったことのあるのは、マーラー(数珠)を使ったもので、1回マントラを唱えるごとにマーラーを一粒繰っていく方法です。

 

今回は、道具を使わずに心の中でずっとマントラを唱え続けました。

正確には、唱え続けることができませんでした..... (~_~;)

 

何か一つのことに意識をとどめて置くことはとても難しいことでした。

そのことに気づくとともに、普段の自分の意識や行動がいかに散漫で脈略のないものになっているのかを痛感しました。

 

ただ一つのマントラを繰り返すことされ難しく、気がついたら別のことを考えているということは......。

 

普段何か一つのことを考えているつもりでも、きっと途中から脱線して違う方向に進んでしまっているに違いありません。

 

マントラの場合は、自分がそこからそれていることに定期的に気づくことができますが、時間の流れとともに発展していくつながりを持った思考だと思い込んでしまっていると、本来の目的地へと向かう道からそれてしまっていることに気づいていないことも多いのではないでしょうか?

 

筋道の通った生き方のためには、目的地を定めること、集中すること、忍耐を伴った思考と行動を続けることなどが大切だと思いました。

 

 

 

ジャパ瞑想の休憩時間は、ゆっくりと読書をしたり、日記を書いたり、学んだことをノートにまとめたりして過ごしました(となるはずが.............)。

洗濯・掃除・食事の支度と片付けなどなどやることが沢山あり、あっという間に1日はすぎていきました。

 

 

そうして一日を過ごしながら、ジャパ瞑想については自分なりのやり方を見つけました。

チャクラひとつひとつをマーラーの粒のように扱うのです。

ゆっくりと上下に移動しながらメロディーとともに繰り返すことを始めてからは、意識がそれることなくマントラへの集中を持続することができました。

 

チャクラは観想の対象とするために象徴化されたものだということが、はっきりと体感で納得できた日でした。

 

私のマルマヨーガもこのおかげで随分理解が深まったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは今日はこの辺で.........^^

いつも読んでくださってありがとうございます。