(前回ブログ「丹後の鉄道①」の続きです)
前回ブログはこちら(国鉄色381系はしだて号)
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(※乗車日:2015年(平成27年)5月5日)
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もうじき引退する国鉄色381系特急「はしだて1号」に乗って、京都駅から遙々やってきました。
京都丹後鉄道(丹鉄)
天橋立(あまのはしだて)駅
松島、宮島と並ぶ日本三景「天橋立」の最寄り駅です。
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ここから、京都丹後鉄道・宮豊線の普通列車・豊岡行きに乗ります。
2両編成のローカル線ディーゼルカーです
後ろの車両は、なんと豪華な内装の「丹後あかまつ号」
「丹後あおまつ号」「丹後くろまつ号」と並ぶ京都丹後鉄道自慢の内装の定員制の車両です。
(※これらの車両の乗車には、運賃のほかに有料の整理券が必要です。
また丹後くろまつ号は走るダイニングカーと呼ばれ、車内でスイーツ、ランチ、地酒を楽しむコースもあります。)
これらの車内デザインは、
JR九州が誇るあの超豪華寝台クルーズ列車「ななつ星 in 九州」をデザインした水戸岡鋭治氏。
この日はゴールデンウィークだったので、「丹後あかまつ号」車両は予約客で満席。
今回は乗車時間がわずか9分だけの予定なので、2両編成のうち、乗車券だけで乗れる一般車両(コミュニティー車両)の方へ乗車。
(※一般車両も、デザインは水戸岡鋭治氏です)
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午前11時30分、天橋立駅を発車。
車窓右側には海
右奥に見える木々が繁る砂州が、かの有名な天橋立。
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そして、天橋立駅からわずか9分、
11時09分、目的地の与謝野(よさの)駅に到着。
この駅は、北近畿タンゴ鉄道時代は、「野田川駅」を名乗っていましたが、経営が変わったのを期に「与謝野駅」に改称しました。
反対側には、京都丹後鉄道のディーゼル特急車両が。
非電化区間で架線がないため、空が広いです。
「丹後あかまつ号」には、アテンダントさんも乗車。
ここは丹後ちりめんの名産地。
上下の列車が去ってしまうと、与謝野駅ホームは静寂に包まれます。
一番奥の3番線ホームには、回送車両(丹後あおまつ号 + 一般車両)が留置中。
ここ与謝野駅舎内には、
「丹後山田駅資料室」
があります。
与謝野駅は、国鉄時代とJR西日本時代は「丹後山田駅」を名乗っていました。
また、1985年(昭和60年)までは、ここから加悦(かや)駅まで、ローカル私鉄の加悦鉄道(かやてつどう)も走っていました。
(京都丹後鉄道ホームページより引用)
丹後山田駅とは?
現・京都丹後鉄道(丹鉄)宮豊線(宮津線 西舞鶴~豊岡)の与謝野駅の旧名称。
平成2年(1990年)4月1日にJR西日本より北近畿タンゴ鉄道が宮津線を移管するまで丹後山田駅として呼称されていました。
また当時は加悦鉄道が乗り入れ、加悦鉄道の起点駅でもあり、国鉄(現・JR西日本)の乗り継ぎ駅として重要な拠点駅でもあった。
その後、北近畿タンゴ鉄道・野田川駅と駅名を改名し、平成27年4月1日に運営会社がWILLER TRAINS(京都丹後鉄道)に変更となり駅名も地域に親しみやすく与謝野駅と変更になった。
与謝野駅の運営管理は与謝野町が行っていますが、その一室を加悦鐵道保存会が『丹後山田駅資料室』として平成19年(2007年)より運営を担っています。
国鉄・JR西日本の宮津線が廃止になり、
地元が経営を引き受けて第三セクターの北近畿タンゴ鉄道へ。
そして今は京都丹後鉄道と、幾度の廃線の危機を乗り越え、現在に至っています。
当時の丹後山田駅(現 与謝野駅)のジオラマが展示されていました。
手前の車両は、国鉄宮津線のディーゼルカー。
奥の単行車両は加悦鉄道のディーゼルカー。
京都丹後鉄道(丹鉄)とは・・・
北近畿タンゴ鉄道は、2015年(平成27年)4月1日より、運行会社がWILLER TRAINS株式会社に変更、“京都丹後鉄道(丹鉄)”として生まれ変わりました。
http://trains.willer.co.jp/
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(続く)