今日は春が近づいているのを感じさせてくれる一日でしたね!本当に暖かく漕いでいても身体が動く動くチョキ

ということで今朝は朝から四股スクワットをし練習へ。

午前中はSUPの練習。
長めのインターバルx2セット。コンディション的にも暖かく風もほとんど吹いていない。低気圧が通過したので横からのウネリと割れる波あり。これは最高のコンディションだと思い前から気になっていた2本の板を比較してみることにしました。

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X12 Pro (幅:26)とX12 ProLite (幅:24)

SICのX12Proは去年一年使い沢山の優勝に導いてくれた信頼できるボードです。X12ProLiteは2015からラインアップに加わったモデル。ボリューム205Lで少し小さめだけど当たり前のようにフラットで一瞬漕ぐのであればX12Proよりも細い分速いです。

ただ前から本当にレースや普段漕ぐ距離(5キロから15キロ)を想定して漕いだら最終的にどっちの方が速いのかが気になりました。もちろんX12Pro Liteの方が1キロほどの直線は速いけど海面が動いているときはどうなんだろう?また風、波、うねりがあるとどうなるのか?実際疲労がたまってきたらどうなのか?というのが気になっていました。

シーズン始めは7割以上で漕がない為、どっちを先に乗ったり後に乗ったとかはあまり変わらないと思います。

そしてタイムを計測した結果下記の通りになりました。(7割インターバル時の時速。左がX12Pro Lite, 右がX12Pro)
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1セット32分程のインターバルをやりましたが24も26も総合的に考えると時速0.01kmしか変わりませんでした。

X12Pro Liteで1セット目を漕ぎました。一番スピードが出ているのはこの板で1分半7割で漕いだ時(9.7kph) でしたがスピードにムラがあります。これは横からのウネリでバランスを崩したりターン時に不安定で圧倒的に遅いからです。

X12Proは最高速度はX12ProLiteと比べるとあまり出ていませんでしたが(1分半7割で9.2kph)全く落ちる気がせず安定してスピードが出ていました。また、ターンも楽に感じた。

他にもPro Liteだといいテクニックを意識出来ないときがいくつかありましたがProではずっと漕ぎ方だけでなく身体の部位を意識することができました。

結果、一本持つなら幅が広いX12Proです。

SICのX seriesだけでなく、幅で悩んでいるのであれば広い方を選んだ方がいいでしょう。

これは国内だけで無く海外でも起きていることですが細い板を乗っているから細い板を買う人が増えています。これは極端に速いから。トップ選手が乗っているから。など色々な理由があると思います。

試乗会で海面が穏やかな時に乗っても普段漕いでいて川じゃないかぎり静水ということはほとんどありません。レースになると荒れたり、ターンが多かったり、人に囲まれたり様々な状況があります。

僕のように毎日板に乗っていても24幅の板にはあまり慣れません。もちろんコンディションや状況によって24に乗ることもあると思いますがほとんどの場合幅が広い26を選びます。

24を買おうと思っている人は25か26の板を。26を買おうとしている人は27か28を選ぶと落水や辛い思いをすることなく楽しく、そしてFastなSUPライフを送れるでしょう!

最後に!先週から徐々にOC1にも復活しています。そして毎年僕と仲間が主催しているKokua Seriesを開催致します。OC1, SUP, Surfski。ショートコース、ロングコースとやりますので皆さん参加お待ちしています!
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OC-1にOnitProを塗ってピカピカ。

*書いていたら長くなってしまったので。。。X14Proのレポートはまた後日。。。

Kenny