校長の伊藤です
５月１７日
帝京平成大学の井下先生のご紹介で、スタッフの梅本君と、イオンとスポーツオーソリティがコラボした千葉県幕張にある日本最先端のスポーツ商業施設と、千葉市にある千葉県スポーツセンターの見学に行って来ました。
今後の子供や我々大人にとってのスポーツ環境を整えて行く上で、民間としての役割、行政としての役割を肌で感じることが出来た素晴らしい経験でした。
梅本君は将来スタジオをオープンさせる計画もあります。
今後も共に様々な勉強をして行けたらと思っています。
変わって５月２２日
地元のラジオ局ＦＭ岡崎の
「トップフォーラム２１」という番組に出演しました。
自身の仕事の取り組み･概要や現状と今後の方向性を聴き「ひととなり」を紹介する番組で、自分の過去、現在、未来についてお話をするというものでした。
収録が始まるまでは、あんなこともこんなことも話そうといろいろ考えていたのですが、特に過去の自分について問われた時に私の口から一番多く出た言葉は、「たくさんの人を傷つけて来た」でした。
自分は本当にわんぱくで、新任の先生は手を焼いて授業の途中で帰ってしまうし、母親は毎日のように学校に呼び出されるしで、今思い出しても本当に周りに迷惑ばかりかけていました。
そういえばこんなこともありました。
私がまだ小学生の頃、生まれて初めて貰った小さな小さな賞状、何で貰ったかも覚えていませんが、母に褒めて欲しい一心で急いで家に帰りました。
私の家は共働きで、仕事中の母は賞状を見せようとやっきになっている私に、仕事の手を休めることなく背を向けたまま後にしてと言いました。
生まれて初めて貰った賞状、さぞ喜んで褒めてくれると思った賞状、私はその場で賞状をビリビリに破り捨て、泣きながら外に飛び出して行きました。
日も落ち家に帰ると、ビリビリに破り捨てたはずの賞状が綺麗にセロテープで張り合わせられて私の机の前の壁に張られていました。
その夜私に添い寝しながら、ごめんね、ごめんねと、小さな声で何度も何度も繰り返しつぶやいていた母のことを今も覚えています。
わんぱくで、たくさんの人を傷つけて、それでも自分自身も傷ついて、今があります。
パーソナリティの深津さんはじめＦＭ岡崎のみなさん、自分の過去を振り返り戒める良い機会を与えて頂けたことに感謝します。
そんな経験を生かし、時には厳しく、時には優しく、子供を一番近くで見守る他人の大人でいられたらと思います。
6月14日（土）よりＯＮ ＡＩＲ
毎週土曜日
１０：３０～１１：００
(再放送)毎週日曜日
１０：３０～１１：００
もしよろしければ一度お聞きください。