先日、知人に誘われ難波まで歌舞伎を見に行ってきました。
演者の動きにあわせ、バタバタッと木を打ち付ける(ツケというそうです)音が
間合い良く響き、背筋が伸びるようにスッキリ気持ちが良いです。
(ちなみに、このツケの音、「バタバタする」の語源になっているそうです。)
動きが思った以上にダイナミックで、汗が飛び散りそうなスピード感もあり、生の肉体が習練を積んで成り立っているのだと思わされます。
主役は愛之助さん。石川五右衛門を演じているのですが、異形の祝祭性を帯び、邪気を払う芸能の凄みを感じます。
華やかな着物や舞台装置などからも、美のミストシャワーをたっぷり浴びた気がしました。
イヤフォンの解説もとても有意義で、本当に効く価値あり。
暗闇を表現して、全員がゆっくり動く「だんまり」という見せ場があるのですが、これは、ドリフの「志村、後ろ」へと伝統が引き継がれているのでは(笑)。 ・・・などなど、歌舞伎は我々の文化の元になっているんだなぁと思わされました。
さて、日本文化といえば、恒例の西宮和菓子教室で、我々も季節感と日本の美意識を「作って・食べて」感じましたヨ。
今回は苺大福と、椿の練り切りを教えてもらいました。
次回は6月に寒天を使った「紫陽花」を教えていただきますので、ご興味のある方はおっしゃってくださいね。
ご指導いただく和菓子教室「ふく」のブログ
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