【新ホイール】レーゼロナイト【投入】 | 今日も○○(マルマル)な自転車生活

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ARGON18 KRYPTONでロングライドやらポタリングやら。
基本的に山はのんびり登ります。

今メインで乗っているGF01は完成車で購入 しました。


付いていたホイールはEASTON EA90 RTという当時のEASTONのアルミホイールラインナップでは結構上位の物でした。加えて当時流行っていたクリンチャータイヤとチューブレスタイヤが使える2WAY仕様でした。


そのEA90をずっと使ってきたのですが、そうするとある疑問が頭をもたげてくるんです。

それが「他のホイールに替えたらどうなるのさ?」というものです。


たとえGOKISOだろうがLightweightだろうがBORAONEだろうが鉄下駄だろうが、乗っている人間の性能のほうが大事なのは百も承知ですが、人間の性能を上げるのは時間がかかります。


なので金の力で解決できる新ホイール購入に走るというのはある意味当然の事なのです。


私の初号機であるPINARELLO FP2も当初は鉄下駄ホイール を履いていましたがこれをシマノRS80に替えてみたところ、非常に走りやすくなり特にカーブが曲がりやすくなってその後のライドにいい影響があったという成功体験もありまして、今回の新ホイール購入に至りました。


新ホイールの選定にはショップやライド仲間など色々な方の話を参考にさせてもらいました。

そうした中で自分の望むホイール像を固めていきます。


1・クリンチャーにする。

 クリンチャータイヤの使用を前提とするのはパンク対応の容易さを重視したためです。私のメインの乗り方であるロングライドでは、パンクした先で修理して復帰することが必要となります。

 そうした時にチューブラータイヤなどではシーラント剤を使っても固まらないこともあるようですからちょっと敬遠です。


2・アルミリムにする。

 最近多く出回っているカーボンクリンチャーも取扱に注意が必要とのことで基本ガサツな性格の私には向かない気がしました。


3・専用ブレーキシューは使わない。

 これはカーボンリムを選ばない段階で関係なくなったのかなと思いましたが、一部アルミリムのホイールにも専用ブレーキシューが必要な場合があります。

 私はGF01で通勤もロングライドもこなしてますのでブレーキシューの摩耗が早いのはちょっと考えものです。一般的に専用ブレーキシューは値段が高いですので。


4・手組では無く完組。

 最近は各メーカーが出している完組ホイールが一般的ですが、ハブ・リム・スポーク・ニップルなどを自分で選定してショップに組み立てを依頼する手組ホイールも選択肢としてありました。

 特にハブはCHRIS KINGのハブ音が特徴的で魅了されていましたので一時期は本気で考えていたのですが、近所のショップに相談に行った際にあまり乗り気の話を聞けず、私自身の意欲も減退してしまい手組の線は無くなりました。


そんな中で出てくるのはフルクラムのレーシングゼロ、Mavicのキシリウム、R-sysといったところでしょうか。


結果から言えばレーシングゼロナイトを買いました。「3・専用ブレーキシューは使わない。」という条件とは相反する専用ブレーキシューを使うホイールでしたが、ハブの回転の良さ・メンテナンス性が良いこと・ブレーキング性能が良いらしいことが決め手となりました。




青い専用ブレーキシューです。路面がウェットの時のブレーキング性能が目に見えて良くなりました。

イメージ通りに減速してくれます。もちろんドライ時も以前のものよりもよく効くように感じます。



ホイールバックが付属しています。



とってもよく回るUSB(Ultra Smooth Bearing)

EA90と比べるとギア1枚分軽くなったという感じがよく分かります。



どちらかと言えば地味なグラフィックがGF01にはあっています。


サイボクハムライド を皮切りに乗り始めましたが、30km以上での巡航がかなり楽になった・ゼロ発進も楽になった・ブレーキングが安心してできるということが実感できました。


その一方でブレーキシューの減りが速い(最初ということもあってブレーキアーチの調整が必要なほど削れました。その後はそんなに削れていません)・カーブのライン取りが思ったより良くならなかった(これは私の運転技術が下手なせいですが、鉄下駄→RS80に替えた時のような感動的な改善を夢見ていたので・・・)


まだ200km超のライドには使っていませんので、長距離時の疲労具合などは分かりませんが、今のところ十分満足できる状態です。