【うなぎり】那須高原ロングライド80kmに参加その3【食べた】 | 今日も○○(マルマル)な自転車生活

今日も○○(マルマル)な自転車生活

ARGON18 KRYPTONでロングライドやらポタリングやら。
基本的に山はのんびり登ります。

AS3で楽しくウダウダしていたら足切り時間が気になってきたのでやむなく出発した

 しげさん

 輪たろうさん

 豆粒さん

 nobooさん

 そして私の80km5人衆。

 

次のAS4まではわずか7kmほどですが輪たろうさんとnobooさんが叫びます。

  「さっっっっっっっっっむい!!!!」

 

AS3からAS4まではいちど下ってから再度の登坂となっていましたが、ここの下り区間では日差しもなく、空気が一気にひんやりしていました。

輪たろうさんとnobooさんはAS3で暑さのあまり全身に水をかけてもらっていたので一気に冷え込んでしまったのです。

 

しかし再度の登坂になった途端

  「あっっっっっっっちい!」

私と豆粒さんからは玉のような汗が吹き出しますが

 しげさんは何事もないかのごとく淡々と進んでいます。

(©輪たろうさん)

AS4は那須岳へ向かう最後の坂の手前に設置されており、ここで那須岳からの下りグループと交差しています。

(©輪たろうさん)

ほてった体に嬉しいかき氷

(©輪たろうさん)

 「塩きゅうりウマー」

 

輪たろうさんがあまりに美味しそうにきゅうりを食べるので私も貰いに行きますが

 「きゅうりあったけど塩無くてタダのきゅうり(´・ω・`) でもウマー」

 

ふと下りグループの様子を見ると100km組のmomさん、しんぱちさん、よーしさん、りくしさんがちょうど那須岳から降ってきました。それを見た豆粒さん

 「おいラッコ(しんぱちさんの事ね)!ぶち抜いてやるから待ってろ!」

 

豆粒さんは普段は非常に礼儀正しく温厚な方っぽいのですが、自転車にまたがると人が変わります。特にしんぱちさんを見かけると、追い込んで追い込んでしんぱちさんがへたるまで追い込むドS気質の持ち主です。

 

100km組の下りを見送ったらいよいよ那須岳に向ってアタック開始です。

AS4からの距離は2kmですが斜度は10%超え。ワインディングmiもきつく蛇行したくても反対車線は下りグループがひっきりなしにやってくるのでできない状態。

こんな縛りが入った状態でヒルクライムしていきます。

左足側面が痺れながら攣る寸前に那須岳峠の茶屋にあるAS5に到着。

(©輪たろうさん)

念願のうなぎりです。想像よりもうなぎが肉厚でご飯もうなぎのタレがまぶしてあるのか、ハンディうな重といった趣。一つはペロリと食べてしまってもう一つ行きたいところですが、こればかりは一人一個。我慢です。

 

うなぎりを食べた後はみなさんとちょっと離れた場所へ移動。

実家から持ってきた祖母の写真を取り出して故郷の風景を見せてあげました。

祖母は那須岳に来たことあったのだろうか?

感傷にひたるのもそこそこに、出発しますがココから始まるダウンヒルは安全優先ということで数名のグループごとに出発です。私のグループの先頭はこのイベントの経験者の方で30km以上は出さないよう注意をうけて下り始めます。

 

長いダウンヒルが終わった後は緑が気持ちいい道路をひた走って

りんどう湖ASでは牛すじ丼といなり寿司と唐揚げを頂いて

ぶり返してきた暑さにめげそうになりながら各ASを巡って

(©輪たろうさん)

最後のASでもらったら冷たいおしぼりが気持よくて最高でした。

(©あききさん)

アルパカさんの待ち構えるゴールに到着。

ゴールには70km組の面々と我々より後ろにいるはず100kmの面々が待っていてくれました。

100km組は途中で足切りになってしまい泣く泣くショートカットしたそうな。

そのせいか来年は絶対に100km完走!と鼻息荒くしていました。

 

今回はじめて参加した那須高原ロングライドですが、ASの間隔が短くすべてのASによって補給食を堪能していると100km完走は時間的に厳しいので、程々にきつさもあってうなぎりも味わえる80kmコースがベストチョイスな気がしています。

またいままでに参加したどのロングライドイベントよりも沿道からの声援が多く、さらに途切れないので疲れてからの頑張りが効きました。なんであんなに声援が多いんだろう?

やはりプロチームの地元ということもあって自転車の認知度が高いのかな?そんなことを考えました。

来年も参加するならやはり80kmコースだなと確信しました。

 

 

 

 

訂正。70kmコースにします。

 

余談

スタート・ゴールとなっていた那須町文化センターを後にした輪たろうさん、しげさん、私は偶然にも同じ駐車場に止めていたので5kmほどえっちらおっちら漕がないといけないのです。

いい感じに疲れていたし、急ぐひつようも無いのでゆったりと走っていると急に軽トラが横に止まりました。

「おう!にいちゃんたちちゃんと走れたか!」

   「!!!!!!!!!!!!」

スタート直後にしげさんがパンクした時に声をかけてくれた地元のお父さんでした。

 

   「しっかり楽しみましたよ!!」

 

最後の最後まで地元の方に助けられました。