こんにちは

アクアテラリウム・ザ・ワールドの時間です

睡蓮鉢ビオ写真をブログに載せるたびに

北は北千住から南は南千住まで
全国各地から
「アレってどうなってるの?」
という質問が殺到するので

睡蓮鉢ビオトープの作り方を晒します




それでは、まず、
睡蓮鉢ビオトープの断面図です睡蓮鉢ビオトープ断面図

(パワポで描きました!)



アーキテクチャのコンセプトは

太陽光発電 二階建て構造
です


中はソーラーパネ×ポンプ水を汲み上げ
分水器ゆっくり細やかに配水(※1)します

ソーラーパネル
を使うことで
省エネなのはもちろんのこと
作る際のテンションが格段に上がります



また、水量確保(※2)のために
発泡スチロールを柱にして
ざるで二階部分の底床を作っています

さらに
鉢底ネットのトンネルで
上層と下層の往来が可能になっているので、
冬や夏の寒暖に対して
「これはヤバイかな?」と思ったら
エビもメダカもみんな自分で判断して
温度変化が少ない下層の方へ行くことを期待しています


※1 第8回 キマジシステム(理論編)~その1~を参照
※2 第9回 キマジシステム(理論編)~その2~を参照







続いて、
睡蓮鉢ビオトープ鳥瞰図です

睡蓮鉢ビオトープ鳥瞰図


外観のコンセプトは
マンションのベランダビオトープ
です

スイレンやハイドロカルチャー植物など
一般家庭のマンションのベランダに
ありそうなものをメインに構成して
室外機やベランダ全体との調和を図ります

"この一画だけ別世界"みたいな
箱庭的ビオトープも素敵ですが
今回はあくまで
ベランダビオトープを目指します



ポイントの陸地部分は風山石で囲った部分に
植物を鉢ごと入れて作ります
鉢下や鉢と鉢の隙間はエビやメダカの
いい感じの隠れ家になります

全体観としてアンシンメトリーは鉄則なので
正面から見て大小2つの陸地部分が
大体1:2になるようにします

さらに、奥を狭めて奥行感をしっかり出すのが大事です



今回使った植物は以下の通りです
■ハイドロカルチャー植物(ビバホームで購入)
 ・ポリシャス
 ・テーブルヤシ
 ・ステレオ
 ・シェフレラ
 ・ミリオンバンブー
 ・ガジュマル
■湿地帯の植物(チャームで購入)
 ・アサザ
 ・ミソハギ
 ・オゼミズギク
 ・ヒメスイレン


その他に隙間部分に
アクアテラ水槽からトリミングした
侘び草を入れます


できあがりはこんなかんじです

横から睡蓮鉢

生体は
メダカ
エビ
石巻貝
が楽しくよろしくやってます


さて、次回は実際に作る過程をご紹介します

第23回 ベランダビオトープの作り方その2

お楽しみに!






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