変わるべき事♪ | 創業85年の寿司屋さん。

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食に携わる事は命を預かるコト。
美味しいはもちろんのコト、お料理を通して全てに優しい循環がおきたらいいなぁと思ってます。

鮨/日本料理/ミシュランビブグルマン/和食/オーガニック/

こんにちは。



うを治(うをはる)の金吾です♪


雨がパラついてきた尼崎市武庫之荘です。


あー忙しい笑


先日、いつもご贔屓していただいてる
お客様にガリ(生姜の酢漬け)か
すっぱ過ぎーっ、とご指摘をうけまして。

古くからのお客様なので、
うを治の味はよくご存知のはず。

お醤油や、煮詰め(甘だれ)  鰻のタレ、などは
調味配合も数字化しているので、
間違いはないはずなんです。

だけど、すっぱい!ってご指摘をうけ、

時代とともに人の味覚も変るよ、って
言われました。

その通りなんです。

わかっているんですが

自分自身も少しすっぱいかな、、って
思っていた節があったので、

その件にについてお話を聞いていただきました。


実はそのお客様も先代から事業を引き継がれ、
二代目社長さん。

自分に置き換えてお話ししてくれました。


ご自身の会社でもそのような時代にマッチしない何か  があったらしく、考えた末、仏壇に向かい
ご先祖様に手を合わし、
「親父、ここ、変えさしてもらうで、
   じゃないと、戦えん。悪くおもわんといてや」

と、決意を亡き父親に伝えたそうです。

僕の気持ちの中で、
そこを変えることってブレてるの?
もしかして
貫きとおすとこ?
って、答えがないままだったんですが、

その一件で、なんとなくスッキリしたといいましょうか。。

ま、実際はボチボチやっていってるんですが、

何かを受け継いで、次にまた受け渡す。

そんな間で、これは守るべきもの。

とか、これはいらないもの。って
ジャッジが、なかなかむずかしいです。

景気の良い時代にうを治ブランドを確立した
親方。

それに胡座かいて、これでよし、って
思ったことはありません。

すべてを一度解体し、なぜそこに至ったかを
もう一度自分の足で歩き、たどり着いた時

なるほど、こーやって、この味になったんや
でも、ちょっと時代に合わすよ、みたいな
スタンスでやっていこうと思ったりする
今日この頃です。

例えるなら、
椅子をばらして、もう一度組み立てて

途中同じ材料で、もともと空いているネジ穴に
ネジを入れないで、新たに形の違う物をつくる。

ではなくて、同じ穴に入れながら、
最後に足を継ぎ足し、今の人は身長が高いから
それに合わしとこ、みたいな。

いつしか、散切り頭にしないと
いけないわけですから。。

それはそれで見極めたいとおもいます。


ではでは

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